宮崎商店店舗とは

宮崎商店店舗は、長崎県島原市上の町にある明治39年(1906年)の造り酒屋の店舗で、平成15年(2003年)7月1日に国の登録有形文化財(建造物)となった(文化庁)。読みは「みやざきしょうてんてんぽ」。

文化庁の記録では、木造2階建、瓦葺で、建築面積70平方メートル。昭和6年(1931年)に増改造を受けている。登録番号は42-0026である。

店舗棟と座敷棟のL字の構え

宮崎商店店舗は、島原街道の西側に建ち、南側を島原城へ向かう小路が通る角地を占める(文化庁)。造り酒屋の店舗棟と座敷棟から成り、通りに面する店舗棟は南北に棟を通した桁行4間半ほどの建物で、切妻造・桟瓦葺の平入とする。

店舗棟の北には、東西に棟を通した入母屋造の座敷棟が一段高く建ち上がり、2棟で平面がL字を描く(文化庁)。店舗棟を手がけた棟梁は荒木輝美雄と記録されており、敷地の奥に建つ焼酎蔵も同じ棟梁の仕事である。

登録有形文化財としての価値

文化庁は、明治の造り酒屋の店構えを島原街道沿いに伝える建物として、登録基準のうち「国土の歴史的景観に寄与しているもの」に当てはめた。低い店舗棟と背の高い座敷棟を角地にL字に組んだ構えが、通りと小路の両方に向けて商家の顔をつくっている。

見どころ

低く構えた店舗棟の平入の軒と、その北で一段高く立ち上がる座敷棟の入母屋屋根との対比が見どころである(文化庁)。南側の小路から眺めると、L字に組んだ2棟の関係がつかみやすい。昭和6年(1931年)に増改造を受けているが、文化庁は建築年代を明治39年(1906年)としている。

見学について

宮崎商店店舗は合資会社宮崎商店が所有する民間の建物で、内部の見学について公的な案内は確認できなかった(2026年10月時点)。外観は島原街道と南側の小路から見ることができる。

Q&A

Q宮崎商店店舗はいつ建てられましたか?
A明治39年(1906年)です。昭和6年(1931年)に増改造を受けています(文化庁)。
Q宮崎商店店舗はどのような建物ですか?
A通りに面した切妻造・平入の店舗棟と、北側に建つ入母屋造の座敷棟をL字に組んだ造り酒屋の店舗です(文化庁)。
Q宮崎商店店舗を建てた棟梁は誰ですか?
A荒木輝美雄と記録されています。同じ敷地の焼酎蔵も同じ棟梁です(文化庁)。
Q宮崎商店店舗の中は見学できますか?
A内部の見学について公的な案内は確認できませんでした。外観は道路から見ることができます。
Q宮崎商店店舗が登録有形文化財になったのはいつですか?
A平成15年(2003年)7月1日です(文化庁)。

基本情報

名称宮崎商店店舗(みやざきしょうてんてんぽ)
所在地長崎県島原市上の町897
指定区分登録有形文化財(建造物)
指定年平成15年(2003年)7月1日登録
員数1棟
寸法木造2階建、瓦葺、建築面積70㎡
所有者合資会社宮崎商店
公開状況外観は道路から見学可(内部公開の案内なし)

参考文献

宮崎商店店舗(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00003485

最終更新日: 2026.10.28