大阪府の登録有形文化財
大阪府 · 登録有形文化財
大阪府高石市綾園の井上良尚家住宅油蔵は、屋敷の東隅に建つ江戸後期の土蔵で、米や油を貯えた。北東と南東を囲む濠に面した平側にも荷揚げ用の戸口を開く。切妻造本瓦葺で、腰を縦板張り、上部を漆喰塗とする。2000年に登録。
大阪府高石市綾園の井上良尚家住宅蔵は、主屋の西に建つ江戸後期の道具蔵。切妻造本瓦葺で、街路に面した北西面は塀と一体の高い縦板張り、ほかは漆喰塗。内部は中2階で通風の高窓を設ける。2000年に登録された。
大阪府高石市綾園の井上良尚家住宅主屋は、代々庄屋を務めた井上家の江戸後期の民家。居室部を茅葺、土間部を本瓦葺のつし2階とし、建築面積268平方メートル。土間まわりに古い梁組と大和天井が残る。2000年登録。
大阪府高石市綾園の井上良尚家住宅茶室は、主屋の東に玄関をはさんで続く江戸後期の茶室。床と棚を備えた4畳半と6畳の2室に縁と控えの間を配し、床柱に面皮柱を用いる。5件で唯一、造形の規範として2000年に登録。
大阪府高石市綾園の井上良尚家住宅長屋門は、主屋の南に建つ江戸後期の門。入母屋造本瓦葺で、正面は鼠漆喰と真壁に出格子窓、背面は出桁造に庇を掛ける。屋敷正面の構えとして地域景観の核とされ、2000年に登録。
箕面市桜ヶ丘、大正11年の住宅改造博覧会の跡地に建つ木造2階建住宅。大正13年、奥戸大蔵の設計とあめりか屋の施工により、和洋併用のスパニッシュ風の外観をもつ。バンガロー式を日本化したあめりか屋式の好例。
大阪府富田林市五軒家の岩根家住宅奥座敷は、大正前期に主屋の西へ増築された木造平屋建の座敷棟。15畳の座敷と10畳の次の間が続き、床と棚の座敷飾りや欄間彫刻を備える。2008年に登録有形文化財。内部は非公開。
大阪府富田林市五軒家の岩根家住宅籠塀は、大正前期に築かれた延長45メートル、高さ1.8メートルの瓦葺の塀。切石谷積の石垣に伏せた葛石の上に建ち、外側は竪板張と漆喰塗。2015年に登録有形文化財。外側の面は公道から見える。
大阪府富田林市五軒家の岩根家住宅酒蔵は、明治中期に建てられた土蔵造2階建、建築面積476平方メートルの醸造蔵。煉瓦造の麹室から赤煉瓦の煙突が立ち、急勾配の大きな切妻屋根をもつ。2008年に登録有形文化財。
大阪府富田林市五軒家の岩根家住宅主屋は、江戸末期に建てられた木造2階建、建築面積180平方メートルの農家住宅。東半の土間に大型の竈が残り、大正の改修で入母屋造の屋根となった。2008年に登録有形文化財。内部は非公開。
大阪府富田林市五軒家の岩根家住宅茶室は、昭和32年ごろに造られた知足亭と号する茶室。直径・高さとも約2メートルの酒樽に円錐形の屋根をのせ、床・躙り口・丸窓を備える。建築面積3.1平方メートル。2015年に登録有形文化財。
大阪府富田林市五軒家の岩根家住宅西蔵は、昭和前期に建てられた木造平屋建の蔵。桁行13メートル、梁間5.7メートルで北の酒蔵に接続し、南東面に吹放しの下屋を設け、梁に丸太を使う。2015年に登録有形文化財。内部は非公開。
大阪府富田林市五軒家の岩根家住宅南蔵は、大正前期に建てられた長さ約18メートルの蔵。通り側は漆喰塗で腰を竪板張とし、西の端には庭に面して四畳半を主とする茶室を設ける。2015年に登録有形文化財。通り側は公道から見える。
大阪府富田林市五軒家の岩根家住宅門屋は、大正前期に建てられた切妻造の長屋門。門の南に漆喰塗込めの米蔵、北に床と付書院を備えた6畳の座敷「松寿亭」を置く。2015年に登録有形文化財。外観は東の公道から見られる。
上田家住宅主屋は大阪府豊中市東豊中町にある昭和8年(1933年)の木造平屋建の住宅で、登録有形文化財。玄関脇に洋風の応接間を置き、西の居室部を中廊下型とした、昭和初期の和洋併置式郊外住宅の典型とされる。
上田家住宅離れは大阪府豊中市東豊中町にある昭和15年(1940年)の木造2階建の離れで、登録有形文化財。下階は杉皮張の外壁と数寄屋風の内部、上階は出窓を設けたサンルームとし、丘陵上の敷地から住宅地を眺める。
上田家住宅物置は大阪府豊中市東豊中町にある昭和8年(1933年)の木造平屋建の物置で、登録有形文化財。主屋の背面に建ち、片流れに招き屋根を付けた小屋に物入れと便所を並べ、東豊中住宅地の標準的な物置の形を伝える。
梲家(旧角谷家住宅)主屋は大阪市西成区玉出東にある大正2年(1913年)の町家で、登録有形文化財。つし二階建の切妻造で正面両脇に漆喰塗りの卯建壁を付け、玄関まわりは丸窓などを設けた数寄屋風のつくりとする。
大阪府貝塚市北町の宇野家住宅主屋は、安政の地震の後に建てられたと伝わる江戸末期の町家。木造平屋建で建築面積374平方メートル、桁行9間・梁間7間の規模をもち、土間の豪壮な梁組と北側の座敷がよく残る。2003年に登録有形文化財。
大阪府貝塚市北町の宇野家住宅高塀は、旧紀州街道に面して主屋と西土蔵をつなぐ明治期の塀。延長7.3メートルを6間に割り、腰下は竪板壁、腰上は土壁で桟瓦を葺く。北から3間目は板を外すと庭への戸口が現れる。