大阪府の登録有形文化財
大阪府 · 登録有形文化財
大阪市中央区徳井町の松屋町筋の角地に建つ昭和時代の店舗1棟である。木造3階建にタイル張の正面をつけた看板建築で、パラペットには緑色のスパニッシュ風瓦を載せる。平成12年(2000年)に登録された1棟である。
大阪市生野区林寺にある昭和時代の公衆浴場1棟である。番台をはさんで男女に分かれ、正面2階に彫像付きの洋風窓を開く。記録は広く利用されているとするが、その後2019年に廃業した。平成10年(1998年)に登録された。
東大阪市菱屋西の樟徳館主屋は、材木商森平蔵が昭和14年に完成させた私邸の中心となる木造2階建の住宅。自ら木取りした銘木を用い、外観は和風、室内は楠の一枚板の天井やステンドグラスを備えた和洋折衷でまとめる。
大阪府大阪市中央区日本橋、堺筋の南の起点に東面して建つ大正14年(1925年)の教会堂。尖頭アーチを基調としながら、正面を平らにまとめる。平成12年(2000年)4月28日登録の登録有形文化財である。
大阪府大阪市都島区網島町にある昭和時代の六軒長屋1棟である。傾斜地に合わせて地下を鉄筋コンクリート造とし、地上のほうを木造の二階建としている。令和3年(2021年)に登録された1棟の古い六軒長屋である。
住吉大社幸寿門は本宮域の正面中央に開く江戸前期の四脚門で、昭和45年に現在地へ移築。冠木と棟木の間に虹梁・蟇股・大瓶束を三段に重ねる独特の構成が本宮の表構えの格式を示し、脇に並ぶ幸福門の控えめな意匠と好対照をなす。
住吉大社御文庫は享保8年(1723年)頃、大坂・京都・江戸の本屋仲間の寄進で建てられた土蔵造の書庫で、大阪最古の図書館とも称される。唐破風の庇と八角縁の丸窓を持ち、令和7年に大阪府指定文化財となった。
住吉大社摂社志賀神社本殿は大海神社本殿の南に西面して建つ17世紀後期の社殿。ワタツミ三神を祀る境内唯一の三間社流造・見世棚造で、宝永5年の大海神社本殿より古い境内最古級の社殿。令和7年に大阪府指定となった。
住吉大社摂社大海神社北小門は大海神社正面の北脇の瑞垣に開く江戸後期の棟門で、明治前期に移築。南小門と同規模・同形式の一対だが、冠木と棟木の間に横桟を入れる点が異なる。間口2.6mで重文の社殿群の社頭を整える。
住吉大社摂社大海神社南小門は大海神社正面の南脇の瑞垣に開く江戸後期の棟門で、明治14年頃に移築。束で棟木を受け反りのある屋根に梅鉢懸魚を吊り、北小門と一対で重要文化財の社殿が並ぶ大海神社の社頭景観を整える。
住吉大社摂社若宮八幡宮鳥居は明治40年(1907年)建立の小さな石造鳥居。角柱に貫を納め、反りのない島木・笠木を重ねる境内でも珍しい形式で、建築年代の明らかな鳥居として貴重とされる。間口2.0m・高さ2.3m。
住吉大社摂社若宮八幡宮本殿は本宮域の南東に西面して建つ一間社で、文化7年(1810年)頃の再建。直線の屋根や豕扠首など住吉造に準じた形式を持ち、内陣扉に松と白鳩の極彩色画を残す。令和7年に大阪府指定。
住吉大社西大鳥居は表参道の入口に立つ石造の明神鳥居で、間口6.1m・高さ6.4mは境内最大。内転びの丸柱と太い木割が古式を伝え、阪堺線の住吉鳥居前停留場の目の前に立つ。見どころと見学方法を詳しく紹介する。
住吉大社末社五社本殿は神苑の奥に建つ昭和39年(1964年)の五間社流造で、住吉の神職七家の祖神を祀る。一間社の多い末社群のなかで横に長い姿を見せ、妻の豕扠首と本宮と同形式の懸魚に住吉造の要素を残す。
住吉大社末社后土社本殿は神苑の奥の末社群に建つ江戸後期の一間社で、昭和中期に移築。境内を守る土御祖神を祀り、豕扠首の妻や反りのある桟瓦葺の屋根、見世棚風の外陣など住吉造に準じた末社共通の形式を持つ社殿。
住吉大社末社楠珺社拝殿は楠珺社本殿の前に建つ昭和31年(1956年)の拝殿。T字形の屋根に向唐破風の向拝を付け、内部を広い土間の参拝空間とする。初辰まいりの人波に応えた、参拝の多様化を示す大規模社殿である。
住吉大社南手水舎は南脇参道の終点に建つ江戸末期の手水舎。入母屋造本瓦葺の吹放ちで、几帳面取の柱、出組の組物、二軒扇垂木、格天井と小規模ながら華麗なつくりを見せ、中央の手水鉢とともに国の登録を受けている。
青山ビルは大阪市中央区伏見町にある大正14年(1925年)の鉄筋コンクリート造の建物で、登録有形文化財。地上5階・地下1階建で、当初は下の2階を住宅、上を貸室とした。中層の都市住宅の初期の事例で、装飾を配した外観や階段に時代の特徴が表れる。
大阪府千早赤阪村森屋の赤石家住宅座敷蔵は、昭和25年建築の木造2階建の蔵。明治14年の主屋南面にほぼ直角に接し、2階平側には引違ガラス戸が連続する。平成19年に国の登録有形文化財となった。内部は非公開。
大阪府千早赤阪村森屋に建つ明治14年建築の農家住宅。桁行9間半の入母屋造で、外壁を黒漆喰とし、つし2階に虫籠窓を6か所設ける。整形六間取とヒロシキを備え、平成19年に国の登録有形文化財となった。内部は非公開。