大阪府の登録有形文化財
大阪府 · 登録有形文化財
大阪市中央区徳井町に佇む宇野薬局は、1933年(昭和8年)築の国登録有形文化財。タイル張りの外壁、緑色のスパニッシュ瓦、3階の丸窓など、昭和初期の「看板建築」の意匠を今に伝える貴重な近代建築です。
1937年築の昭和モダニズム建築の傑作、源ヶ橋温泉浴場。自由の女神像と鯱瓦が共存する独特な外観を持つ、日本で初めて登録有形文化財に指定された銭湯の魅力と歴史をご紹介します。
大阪・東大阪市にある登録有形文化財「樟徳館主屋」。材木商・森平蔵が全国から銘木を集め、7年の歳月をかけて完成させた和洋折衷の名建築。NHKドラマのロケ地としても知られる昭和モダンの邸宅を紹介。
1925年築の大阪日本橋キリスト教会は、堺筋に面する貴重なゴシック様式の登録有形文化財。黒門市場やでんでんタウンに近く、大阪の賑わいの中で静謐な祈りの空間を提供する歴史的建築物です。
大阪市都島区網島町に建つ1932年築の六軒長屋「狹間ハウス」。船場の綿糸商が建てた高級長屋は、地下鉄筋コンクリート造・地上木造の独創的な構造と特徴的な防火壁が異彩を放つ登録有形文化財です。
大正10年(1921年)、輸入食材商・野田源次郎の個人邸として建てられた青山ビルは、大阪・船場の伏見町に佇むスパニッシュスタイルの近代建築。甲子園球場から株分けされた蔦が建物全体を覆い、四季折々に表情を変えます。大正期のイタリア製ステンドグラス、ねじり鉄工の階段手すり、葡萄文様の梁など、施主のこだわりが今も息づく国登録有形文化財。北浜駅から徒歩1分、海外からの旅行者にも訪ねやすい大阪レトロ建築の名所をご案内します。
大阪市阿倍野区の熊野街道沿いに鎮座する阿倍王子神社旧本殿は、明治41年(1908年)に建立された国登録有形文化財です。流造の特異な意匠や、熊野信仰・安倍晴明との深い縁を詳しくご紹介します。
大阪市阿倍野区の阿倍王子神社境内に佇む葛之葉稲荷神社本殿は、元禄元年に船場・安土町に勧請された男山八幡神社の旧本殿です。明治40年の合祀により移築され、戦災で失われた船場の江戸時代の神社建築を唯一伝える国登録有形文化財。赤色塗りに極彩色を施した華麗な意匠と、安倍晴明ゆかりの葛之葉伝説が息づく歴史的な社殿を紹介します。
大阪市阿倍野区に鎮座する安倍晴明神社の透塀は、大正13年(1924年)に建てられた木造銅板葺の塀で、拝殿背面から本殿四周を囲む結界として機能しています。面取角柱に菱形断面の板連子を配した精巧なつくりが評価され、2019年に国登録有形文化財に登録されました。平安時代最高の陰陽師・安倍晴明の生誕伝承地に建つ神社の歴史と建築の魅力をご紹介します。
大阪市阿倍野区の旧熊野街道沿いに佇む安倍晴明神社の拝殿及び幣殿は、平安時代最高の陰陽師・安倍晴明の生誕伝承地に建つ大正13年築の社殿建築です。入母屋造銅板葺の端正な復古的意匠が本殿と調和し、国の登録有形文化財に登録されています。五芒星の紋章や晴明像、葛の葉伝説ゆかりの史跡も見どころです。
大阪市阿倍野区に鎮座する安倍晴明神社本殿は、平安時代の伝説的陰陽師・安倍晴明を祀る神社の本殿で、大正13年(1924年)に元奈良県技師・吉田種次郎の設計により竣工しました。一間社流造銅板葺の伝統様式に大仏様木鼻や中世風蟇股を取り入れた技巧的な復古調社殿として、令和元年(2019年)に国の登録有形文化財に登録されています。晴明誕生の伝承地として千年以上の歴史を持ち、熊野街道沿いのパワースポットとして人気を集めています。
1922年(大正11年)に報徳銀行大阪支店として建てられた新井ビルは、名建築家・河合浩蔵の設計による国登録有形文化財です。ドリス式の列柱が印象的な重厚な外観と、大正モダンの内部空間が魅力。現在は1・2階に人気洋菓子店「五感」北浜本館が入居し、歴史的建築の中でスイーツを楽しめます。
大阪府池田市にある「いけだピアまるセンター(旧池田実業銀行本店)」は、大正14(1925)年に建てられた池田市最古の鉄筋コンクリート建造物。設計は小笠原鈅(祥光)。重厚な銀行建築の風格と近代的感覚を兼ね備え、平成16年に国の登録有形文化財に登録されました。銀行から図書館、現在は創業支援拠点として活用されています。
大阪市中央区平野町に建つ生駒時計店(生駒ビルヂング)は、1930年(昭和5)竣工、関西建築界の重鎮・宗兵蔵の設計による国登録有形文化財です。屋上の時計塔と振り子に見立てた縦長出窓・丸窓、スクラッチタイルやテラコッタを駆使したアール・デコ意匠、御影石製の鷲の彫刻、イタリア大理石の階段など、見どころは尽きません。北浜駅徒歩2〜3分、いまも現役の時計・宝飾専門店として営業を続けています。
阪急電鉄の創業者・小林一三が昭和12年に建てた自邸「雅俗山荘」。スペイン瓦や竜山石を用いた和洋折衷の鉄筋コンクリート造の邸宅で、現在は小林一三記念館として公開される。平成21年登録の登録有形文化財。
小林一三の雅俗山荘の入口に建つ長屋門。江戸後期に庄屋の屋敷に建てられ、昭和11年に移築したと伝わる。中央に門口を開き、守衛室と宿直室を備え、当初の飾り金物を残す。平成21年登録の登録有形文化財。
小林一三の雅俗山荘を囲む総延長47メートルの鉄筋コンクリート造の塀。旧本館玄関の壁面から続き、山荘と同じ色調の瓦と仕上げで統一を図る。境界そのものが敷地の設計の一部をなす、平成21年登録の登録有形文化財。
小林一三の考案による進歩的な茶室。三畳台目の茶室に四半瓦敷の椅子席を二方に廻らせ、腰かけたまま畳と同じ目線で喫茶ができる。和洋を融合した昭和の名席とされる、平成21年登録の登録有形文化財。
小林一三の南庭の隅に建つ二畳の茶室。躙口や花頭窓、浅い室床を備えた古典的な小間で、元首相・近衛文麿の命名と伝わる。造形の規範として登録され、椅子席の即庵と対をなす、平成21年登録の登録有形文化財。
大阪市西成区玉出東に佇む梲家(旧角谷家住宅)主屋は、大正2年(1913年)に建てられた木造つし2階建ての町家建築です。正面に2基の立派な卯建壁を備え、農村から市街地へと急速に変貌した玉出の歴史を今に伝える国登録有形文化財。現在はゲストハウスとして営業し、大正期の商家の趣を体感できます。