大阪府の登録有形文化財
大阪府 · 登録有形文化財
大阪府貝塚市にある貝塚市歴史展示館は、1935年(昭和10年)に建てられた旧大日本紡績貝塚工場事務所を活用した国登録有形文化財です。スクラッチタイルが映える昭和初期の近代建築と、1964年東京オリンピック金メダルの「東洋の魔女」の歴史を体感できる展示施設の魅力をご紹介します。
大阪府柏原市にあるカタシモワインフード貯蔵庫は、大正時代に建てられた国登録有形文化財です。西日本最古のワイナリーが誇る炭入りコンクリート壁の貯蔵庫や、河内ぶどうの歴史、周辺の見どころをご紹介します。
大阪府豊中市に建つカトリック豊中教会司祭館は、1939年にチェコ出身の建築家ヤン・ヨセフ・スワガーが設計した木造2階建の国登録有形文化財です。出桁造の軒廻りや切妻造桟瓦葺の屋根など、日本の伝統建築の意匠と西洋教会建築の機能を巧みに融合させた、戦前の和風教会建築の好例をご紹介します。
大阪府豊中市にあるカトリック豊中教会は、1939年にチェコ人建築家ヤン・ヨセフ・スワガーが設計した国登録有形文化財。入母屋造の屋根や格天井など和風意匠を大胆に取り入れた木造教会の傑作です。
大阪市此花区伝法に鎮座する鴉宮の拝殿は、昭和6年(1931年)建造の登録有形文化財です。三重虹梁形式の妻飾に施された雲龍彫刻や出組の組物など、華麗な意匠が特徴。豊臣秀吉が三本足の鴉の瑞兆に感激し命名した800年以上の歴史を持つ神社で、神明造の本殿との対照的な美が見どころです。
大阪府門真市の願得寺客間は明治期の建築。控えの座敷ながら吟味した良材と洗練された床構えを備え、床付きの六畳二室が向かい合い、南に広縁が付く。2006年に造形の規範として登録有形文化財となった。
大阪府門真市の願得寺玄関は、宝暦2年(1752年)頃の建立で、登録四棟のうち最も古い。本堂と庫裏の間に建って両者を結び、唐破風造の格式ある表構えを見せる。2006年に国の登録有形文化財となった。
大阪府門真市の願得寺書院は江戸末期の建築で、登録四棟のうち最大。二階建に見えるが平屋建で、内部空間を高くつくる。床・棚・付書院を備えた書院と次の間を広縁が囲む。2006年に登録有形文化財となった。
大阪府門真市の願得寺太鼓楼は明治期の建築。切石積の基壇に載る長屋形式の一棟が街路に面し、北端の楼は真壁造で東西に花頭窓を開く。四棟で最も見やすく、2006年に登録有形文化財となった。
東大阪市中小阪にある木造つし2階建の住宅主屋。江戸末期の建築を明治5年に現在地へ移築した。切妻造桟瓦葺で、桁行7間梁間4間の四周に下屋が回り、西半には8畳4室を整形に配する。国土の歴史的景観への寄与が評価された。
大阪市中央区、東横堀川に架かる大手橋の西詰正面に建つ鉄筋コンクリート造2階建の邸宅。昭和6年、鉄鋼問屋岸本商店の5代目の本邸として住友工作部の笹川慎一が設計した。外装の竜山石は旧住友ビルディングと共通する。
岸和田市岸城町の自泉会館は、岸和田紡績の寺田甚吉が昭和7年に倶楽部として建てた鉄筋コンクリート造2階建。設計は渡辺節、施工は大林組。近世スパニッシュ風の外観で、平成9年に国の登録有形文化財となった。見学無料。
大阪市中央区平野町の北野家住宅主屋は、青果商が昭和3年に建てた間口3間の木造3階建町家。タイル張の正面、銅板で覆う蛇腹、両側のうだつが防火を担う。平成18年に国の登録有形文化財となった。内部は非公開で外観のみ見られる。
北浜長屋は大阪市中央区、土佐堀通と土佐堀川に挟まれて建つ大正元年の木造二軒長屋。黒漆喰塗の見世蔵造でありながら玄関上にペディメントを置く。平成28年に構造補強を含む改修を受け、平成30年に登録有形文化財となった。
北浜レトロビルヂング(旧桂隆産業ビル)は大阪市中央区、土佐堀通に建つ建築面積56平方メートルの煉瓦造。明治45年に証券関係の商館として建ち、平成9年に登録有形文化財へ。登録番号27-0029は府内でも初期の登録を示す。
大阪府高石市の高砂公園にある伽羅橋は、慶応元年に紀州街道の芦田川へ架けられた石造三連桁橋。橋長11メートルの花崗岩造で、石桁の間に松材を挟む。昭和63年に移設され、平成20年に国の登録有形文化財となった。
大阪市浪速区恵美須東のギャラリー再会は、純喫茶として昭和28年に建てられた木造2階建。幾何学模様の破風飾りとねじれ柱のバルコニーを構える正面の奥に、中庭を挟む町家の平面が残る。平成19年に登録有形文化財となった。
泉佐野市元町の旧朝日湯は、孝子越街道に南面する大正15年建築の木造平屋建の銭湯。西浴室に御影石の大浴槽と漆喰のヴォールト天井が残る。令和6年に登録有形文化財となり、現在は市の事務所と貸空間として使われている。
岸和田市北町の旧和泉銀行本店は、紀州街道に面する昭和8年建築の鉄筋コンクリート造2階建。2層を貫く半円アーチとキーストーン位置のメダリオンが正面を締める。渡辺節の設計と伝わり、平成18年に登録有形文化財となった。
大正14年(1925年)に建てられた旧大阪市中央消防署今橋出張所(今橋ビルヂング)は、チューダーアーチ形の窓枠やタイル貼りの外壁が特徴的な鉄筋コンクリート造3階建ての登録有形文化財です。71年間消防署として使用された後、現在はイタリアンレストラン「ダル・ポンピエーレ」として親しまれ、大阪・船場の近代建築群の中で独特の存在感を放っています。