島根県の国 宝
National Treasures of 島根県島根県に所在する国宝。
島根県出雲市の出雲大社本殿は延享元年造営の大社造で、正方形平面に切妻造・妻入をとり、高さは約二十四メートル。現存する大社造の本殿としては最大規模で、明治三十三年の重要文化財指定を経て昭和二十七年に国宝となった。
島根県雲南市の加茂岩倉遺跡から平成八年に出土した弥生時代の銅鐸三十九口。一括出土数として全国最多で、大型鐸に小型鐸を納めた入れ子の状態で埋納されていた。平成十一年に重要文化財、平成二十年に国宝へ指定された。
島根県松江市の神魂神社本殿は天正十一年再建の大社造で、出雲国にのみ分布するこの形式の最古の遺構にあたる。桁行が梁間よりやや長く、規模に比して柱が太い点に古式が残る。屋根はとち葺。昭和二十七年に国宝へ指定された。
島根県松江市の松江城天守は慶長16年(1611年)の完成で、外観四重・内部五階、地下一階。二階分の通し柱を多用し包板で柱を補強する構法が評価され、平成27年に国宝へ指定された。中国地方に唯一残る天守である。
出雲大社に伝来した国宝・秋野鹿蒔絵手箱は、萩の咲く秋野に憩う鹿を梨地に研出蒔絵と螺鈿で表した鎌倉時代の優品です。平安の優雅さと鎌倉の量感が交わる蒔絵の到達点を、技法・意匠・公開情報とともに紹介します。
島根県出雲市の日御碕神社が所有する国宝・白絲威鎧は鎌倉時代末期の大鎧。胴正面の不動明王染韋と純白の威糸が目を引き、文化2年に松平不昧が命じた先進的な修理でも名高い。実物は東京国立博物館に寄託されている。
昭和59年、出雲市斐川町の斜面から銅剣358本が刃を立てた状態で出土し、数メートル西の坑から銅矛16本と銅鐸6個が続いた。全国の出土銅剣を一挙に倍増させ、昭和60年に重要文化財、平成10年に国宝へ指定された。