普門寺弁天堂(旧龍神宮)とは

普門寺弁天堂(旧龍神宮)は、愛知県豊橋市雲谷町にある正徳4年(1714年)の覆屋の中に建つ装飾豊かな小社で、令和7年(2025年)8月6日に国の登録有形文化財(建造物)となった(文化庁)。読みは「ふもんじべんてんどう(きゅうりゅうじんぐう)」。

覆屋の中に建つ普門寺弁天堂(旧龍神宮)
覆屋の中に建つ普門寺弁天堂(旧龍神宮)Asturio Cantabrio / CC BY-SA 4.0 / Wikimedia Commons

文化庁の記録では、木造平屋建、こけら葺で、建築面積0.9平方メートル。宝暦5年(1755年)と安政3年(1856年)に移築され、平成11年(1999年)に改修されている。登録番号は23-0612である。

龍2頭の尾を絡めた向拝

普門寺弁天堂(旧龍神宮)は、大師堂の北の池に東面し、覆屋の中に建つ小社である(文化庁)。入母屋造・杮葺の一間社で、正面に千鳥破風を飾り、向拝を付ける。身舎の組物は出組、軒は二軒の繁垂木で、頭貫の木鼻に鶏の頭の形を飾る。

向拝は虹梁形の頭貫を、龍2頭の尾を絡めて火灯形とするなど、独創的な意匠で装飾が豊かである(文化庁)。

登録有形文化財としての価値

文化庁は、この建物を「造形の規範となっているもの」に登録した。

見どころ

龍2頭の尾を絡めて火灯形とした向拝と、鶏の頭の形の木鼻が見どころである(文化庁)。

見学について

宗教法人普門寺が所有する(文化庁)。愛知県の観光サイトによれば、毎年11月下旬から12月上旬のもみじ祭りの期間に本堂と大師堂を9時から15時45分まで開帳し、拝観料は700円(17歳以下は無料)。東名高速道路の豊川ICから車で約45分、JR二川駅からタクシーで約15分で、無料駐車場は200台。本堂・大師堂・十王堂・鐘楼門・仁王門・弁天堂は普門寺のページにまとめている。

Q&A

Q弁天堂はいつ建てられましたか?
A正徳4年(1714年)で、宝暦5年と安政3年に移築されています(文化庁)。
Q旧名は?
A龍神宮です(文化庁)。
Q意匠の特徴は?
A龍2頭の尾を絡めた向拝や鶏の頭の形の木鼻です(文化庁)。
Qどこにありますか?
A大師堂の北の池に面した覆屋の中です(文化庁)。
Q普門寺弁天堂(旧龍神宮)が登録有形文化財になったのはいつですか?
A令和7年(2025年)8月6日です(文化庁)。

基本情報

名称普門寺弁天堂(旧龍神宮)(ふもんじべんてんどう(きゅうりゅうじんぐう))
所在地愛知県豊橋市雲谷町字ナベ山下7
指定区分登録有形文化財(建造物)
指定年令和7年(2025年)8月6日登録
員数1棟
寸法木造平屋建、こけら葺、建築面積0.9㎡
所有者宗教法人普門寺
公開状況もみじ祭り期間に本堂・大師堂を開帳(愛知県)

参考文献

普門寺弁天堂(旧龍神宮)(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00015460
豊橋のもみじ寺 普門寺 もみじ祭り(愛知県公式観光サイト Aichi Now)
https://aichinow.pref.aichi.jp/spots/detail/1787/

最終更新日: 2026.10.24