栃木県・鎌倉
Kamakura栃木県 の鎌倉時代(1185 – 1333)の文化財を一覧で閲覧できます。種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
淡路国大田文は、承久の乱直後の貞応2年(1223年)に作成された淡路国の土地台帳の原本です。執権北条泰時の命により守護長沼宗政が指揮し、淡路国二郡の荘園・公領の田畠面積と地頭配置を詳細に記録しています。現存する大田文21種のうち、鎌倉時代作成当時の原本として極めて珍しく、重要文化財に指定されています。
鑁阿寺鐘楼は栃木県足利市家富町に建つ鎌倉後期の鐘楼で、明治41年に本堂と同日付で重要文化財に指定された。袴腰付の入母屋造本瓦葺、上層は四方吹放し。木鼻や斗栱に禅宗様の特色が現れ、中央には江戸期の天明鋳物の梵鐘が下がる。
鑁阿寺本堂は栃木県足利市家富町にある真言宗の仏堂。弘安10年の落雷で焼損した堂を足利貞氏が正安元年(1299年)に再建した。密教本堂の平面を保ちながら内外に禅宗様の詰組を用い、外来様式の受容を示す遺構として平成25年に国宝指定。
栃木県足利市・光得寺が所蔵する厨子入木造大日如来坐像は、足利源氏の祖・足利義兼が晩年自ら背負って巡歴したと伝わる、像高約32センチの小さくも荘厳な金剛界大日如来像です。X線調査で運慶作品と共通する納入品が確認され、運慶またはその慶派工房による鎌倉時代初期の作と考えられ、昭和63年に国の重要文化財に指定されました。円筒形の厨子内には三十六躯の仏菩薩像が配され、金剛界曼荼羅の小宇宙を成しています。現在は東京国立博物館に寄託されており、特別展示の折に拝観の機会があります。
栃木県宇都宮市の大谷寺に伝わる「大谷磨崖仏」は、自然の岩窟の壁面に4組10体の仏像が彫り出された、日本を代表する磨崖仏です。本尊の千手観音をはじめ、釈迦・薬師・阿弥陀の三尊像が並び、特別史跡と重要文化財の二重指定を日本で初めて受けた極めて貴重な文化財として知られています。