三仏寺文殊堂とは

三仏寺文殊堂は、鳥取県東伯郡三朝町三徳にある天正8年(1580年)の岩上の懸造の堂で、明治37年(1904年)2月18日に国の重要文化財に指定された(文化庁)。読みは「さんぶつじもんじゅどう」。

文化庁の記録では、懸造、桁行四間、梁間三間、一重、入母屋造で、背面に軒唐破風が付き、こけら葺とする。指定番号は00315である。

文化庁の記録にある明治37年(1904年)の指定日は、旧法による指定の日付である。

岩の上に張り出した堂

三仏寺文殊堂は、天正8年(1580年)の懸造の堂で、桁行四間・梁間三間の一重・入母屋造・こけら葺とし、背面に軒唐破風を付ける(文化庁)。

鳥取県によれば、規模と様式は地蔵堂と同じで、内陣の鏡天井などの意匠から桃山時代の建立と推定される。平成28年(2016年)の鳥取県中部地震で文殊堂の付近の岩盤にひび割れが生じて入山が禁止され、平成29年(2017年)4月に、文殊堂の右手から急斜面の鎖を頼りに登る迂回路を設けて入山が再開された。

重要文化財としての価値

文化庁の記録に解説文はなく、構造欄と年代が指定の内容を伝える。天正8年(1580年)という年代をもつ桃山時代の懸造の堂である(文化庁)。

見どころ

岩の上に張り出した懸造の構えと、背面の軒唐破風が見どころである。

見学について

三仏寺が所有する(文化庁)。三佛寺によれば、本堂から投入堂へ登る参拝登山の受付は8時から15時で、16時30分までに下山する。必ず2人以上で登り、服装と靴の確認があって、スニーカーでは許可されないことがある。幼児は登れず、例年12月から3月ごろは積雪のため、雨や雪で危険なときも入山できない。志納金が必要で、金額は寺の公式サイトで確かめたい。堂はいずれも三仏寺のページにまとめている。

Q&A

Q三仏寺文殊堂はいつ建てられましたか?
A天正8年(1580年)です(文化庁)。
Q地蔵堂との関係は?
A規模と様式が同じです(鳥取県)。
Q地震の影響は?
A平成28年の鳥取県中部地震で付近の岩盤にひび割れが生じ、迂回路を設けて平成29年4月に入山が再開されました(鳥取県)。
Q建物の形式は?
A桁行四間・梁間三間の入母屋造の懸造です(文化庁)。
Q三仏寺文殊堂が重要文化財に指定されたのはいつですか?
A明治37年(1904年)2月18日です(文化庁)。

基本情報

名称三仏寺文殊堂(さんぶつじもんじゅどう)
所在地鳥取県東伯郡三朝町大字三徳
指定区分重要文化財(建造物)
指定年明治37年(1904年)2月18日指定
員数1棟
寸法懸造、桁行四間、梁間三間、一重、入母屋造、背面軒唐破風付、こけら葺
所有者三仏寺
公開状況参拝登山受付 8:00〜15:00、2人以上・服装確認あり、冬期閉山(三佛寺)

参考文献

三仏寺文殊堂(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/102/2943
三徳山を世界遺産へ 建造物(鳥取県)
https://www.pref.tottori.lg.jp/33901.htm
三徳山の入山再開(鳥取県中部総合事務所)
https://www.pref.tottori.lg.jp/item/1074091.htm

最終更新日: 2026.10.22