三仏寺納経堂とは

三仏寺納経堂は、鳥取県東伯郡三朝町三徳にある鎌倉時代後期の春日見世棚造の小堂で、明治37年(1904年)2月18日に国の重要文化財に指定された(文化庁)。読みは「さんぶつじのうきょうどう」。

文化庁の記録では、一間社春日見世棚造、こけら葺。指定番号は00313である。

文化庁の記録にある明治37年(1904年)の指定日は、旧法による指定の日付である。

山の鎮守から納経堂へ

三仏寺納経堂は、一間社春日見世棚造・こけら葺の小さな堂で、三徳山の行者道の上部、投入堂の近くに建つ(文化庁、鳥取県)。見世棚造は、正面の階段を設けず棚のような床を張り出した小規模な社の形式をいう。

鳥取県によれば、もとは三徳山全体の鎮守の祠で、のちに納経堂となった。文化庁は年代を鎌倉時代後期とするが、平成13年(2001年)の年輪年代測定では投入堂とともに平安時代後期の建立と判明したとされ、三佛寺も投入堂とほぼ同じ時期の建立と考えられるとしている。

重要文化財としての価値

文化庁の記録に解説文はなく、構造欄と年代が指定の内容を伝える。鳥取県は、三徳山全体の鎮守の祠を起こりとする堂としている。

見どころ

見世棚造の小さな社の形と、こけら葺の屋根が見どころである。

見学について

三仏寺が所有する(文化庁)。三佛寺によれば、本堂から投入堂へ登る参拝登山の受付は8時から15時で、16時30分までに下山する。必ず2人以上で登り、服装と靴の確認があって、スニーカーでは許可されないことがある。幼児は登れず、例年12月から3月ごろは積雪のため、雨や雪で危険なときも入山できない。志納金が必要で、金額は寺の公式サイトで確かめたい。堂はいずれも三仏寺のページにまとめている。

Q&A

Q三仏寺納経堂はいつ建てられましたか?
A文化庁は鎌倉時代後期とし、年輪年代測定では平安時代後期とされます(鳥取県)。
Qもとは何の建物でしたか?
A三徳山全体の鎮守の祠でした(鳥取県)。
Q見世棚造とは?
A正面の階段を設けず、棚のような床を張り出した小さな社の形式です。
Qどこにありますか?
A三徳山の行者道の上部、投入堂の近くです(文化庁、鳥取県)。
Q三仏寺納経堂が重要文化財に指定されたのはいつですか?
A明治37年(1904年)2月18日です(文化庁)。

基本情報

名称三仏寺納経堂(さんぶつじのうきょうどう)
所在地鳥取県東伯郡三朝町大字三徳
指定区分重要文化財(建造物)
指定年明治37年(1904年)2月18日指定
員数1棟
寸法一間社春日見世棚造、こけら葺
所有者三仏寺
公開状況参拝登山受付 8:00〜15:00、2人以上・服装確認あり、冬期閉山(三佛寺)

参考文献

三仏寺納経堂(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/102/2941
三徳山を世界遺産へ 建造物(鳥取県)
https://www.pref.tottori.lg.jp/33901.htm
三徳山三佛寺
https://www.mitokusan.jp/

最終更新日: 2026.10.22