富山県の重 要 文 化 財
Important Cultural Property of 富山県富山県に所在する重要文化財。
富山県南砺市田向にある江戸時代の合掌造1棟である。年代を文化庁は90年の幅、南砺市は12年の幅で示している。火災のあと別の集落から買い求めて移築され、昭和33年に重要文化財へと指定された1棟になる。る
岩瀬家住宅は、富山県南砺市西赤尾町の五箇山にある合掌造の民家で、昭和33年に重要文化財に指定された。桁行23.9メートルの大規模な住宅で、庄川流域における合掌造の最も発展した形式を示している。
雄山神社前立社壇本殿は富山県立山町岩峅寺の雄山神社前立社壇にある室町時代後期の本殿で、重要文化財。五間社流造・檜皮葺で、正面に一間の向拝を付ける。五間の正面に長く延びる流造の屋根をもつ大きな本殿である。明治39年に旧法で指定。
気多神社本殿は富山県高岡市伏木一宮の気多神社にある室町時代後期の本殿で、重要文化財。三間社流造・こけら葺で一間の向拝を付け、永禄年間(16世紀中ごろ)の建築とされる。雄大で荘厳な風格に室町の特色を色濃く残す。天平年間の創建とされる古社。
富山県高岡市福岡町蓑島の佐伯家住宅は、明和4年に旧川崎村の十村・三之助の家を買い取り、翌明和5年に現在地へ移築した農家建築。普請文書5冊が年代を裏づけ、富山県内最古の民家とされる。昭和46年に重要文化財指定。
富山県中新川郡立山町芦峅寺、立山博物館の敷地に建つ江戸後期十八世紀の民家。旧飛騨街道沿いの細入村片掛から昭和四十六年に移築された。うだつ風の袖壁と蔀を備えた町屋風の外観をもち、同年に重要文化財に指定された。
明治26年(1893)に河合磯太郎が大日岳山頂で発見した平安時代の銅錫杖頭。双竜と宝瓶を飾る稀少な意匠で、立山連峰の古代修験道の実態を示す重要文化財。平安期の作例は全国に十数点で、立山博物館で常設展示中。
富山県上市町、立山修験の道場として千三百年の歴史をもつ日石寺。本尊は本堂を抱く凝灰岩の巨岩に半肉彫りされた五体の磨崖仏で、平安後期の不動明王と二童子像、鎌倉期に追刻された阿弥陀如来坐像と僧形坐像が並ぶ、北陸最大級の磨崖仏。