岡本家住宅長屋門とは

岡本家住宅長屋門は、和歌山県橋本市高野口町九重にある江戸末期の長屋門で、令和6年(2024年)3月6日に国の登録有形文化財(建造物)となった(文化庁)。読みは「おかもとけじゅうたくながやもん」。

文化庁の記録では、木造平屋建、瓦葺で、建築面積70平方メートル。登録番号は30-0353である。

屋敷の南辺に開く表門

岡本家住宅長屋門は、屋敷の南辺に開く平屋建の長屋門である(文化庁)。西側は切妻造、東側は一段低い落棟として入母屋造の屋根をつなぎ、いずれも桟瓦葺とする。和歌山県は、敷地の入口に建つ江戸時代末期の建物として紹介している。

外壁は漆喰塗で、腰は押縁で留めた縦板張とする(文化庁)。中央より東寄りに天井を高く張った通路を設け、その西を納屋、東を3室に仕切って牛小屋や物置としている。

登録有形文化財としての価値

文化庁は、岡本家住宅長屋門の間口が大きく、旧家の表構えを整えているとして、「国土の歴史的景観に寄与しているもの」の基準で登録した。

見どころ

切妻造と入母屋造の屋根が段違いに連なる、長い屋根の線が岡本家住宅長屋門の見どころである(文化庁)。白い漆喰壁と縦板張の腰の取り合わせ、通路の部分だけ天井を高くした構成にも注目したい。

門の中に牛小屋や納屋を組み込んだ間取りは、農作業の場と屋敷の表構えがひとつの建物に収まっていたことを示している(文化庁)。

見学について

岡本家住宅長屋門は個人が所有する住宅で、内部の公開や見学の受け入れについて公的な案内は確認できなかった。私有地には立ち入らないようにしたい。国指定文化財等データベースには、長屋門の正面と、門の通路から振り返った写真が掲載されている。

Q&A

Q岡本家住宅長屋門はいつ建てられましたか?
A江戸末期です(文化庁)。
Q岡本家住宅長屋門はどこにありますか?
A和歌山県橋本市高野口町九重548の岡本家住宅で、屋敷の南辺に開いています(文化庁)。
Q岡本家住宅長屋門の内部はどうなっていますか?
A中央東寄りに天井の高い通路があり、西が納屋、東は3室に仕切った牛小屋や物置です(文化庁)。
Q岡本家住宅長屋門は見学できますか?
A個人所有の住宅の門で、公開の案内は確認できませんでした。
Q岡本家住宅長屋門が登録有形文化財になったのはいつですか?
A令和6年(2024年)3月6日です(文化庁)。

基本情報

名称岡本家住宅長屋門(おかもとけじゅうたくながやもん)
所在地和歌山県橋本市高野口町九重548
指定区分登録有形文化財(建造物)
指定年令和6年(2024年)3月6日登録
員数1棟
寸法木造平屋建、瓦葺、建築面積70㎡
所有者個人
公開状況個人の住宅(公開の案内なし)

参考文献

岡本家住宅長屋門(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00014918
岡本家住宅長屋門(文化遺産オンライン)
https://online.bunka.go.jp/heritages/detail/553958
岡本家住宅(わかやまの文化財/和歌山県教育庁文化遺産課)
https://wakayama-bunkazai.jp/bunkazai/bunkazai-spot-1032/

最終更新日: 2026.10.15