全国の登録有形文化財
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長崎県波佐見町宿郷の今里酒造本蔵は、店舗の土間の北に接して建つ江戸後期の酒蔵。桁行12間梁間6間の切妻造で中央部だけを2階とし、2間ごとの二重梁の間に登り梁を入れる。現存最古と推測され、2006年に登録有形文化財となった。
内野家住宅石段は平戸市の旧武家屋敷地に残る江戸後期の石段。道路から門柱前まで幅3.6m・長さ3.6mの直線10段で、中央に長さ130cmほどの砂岩の切石を2〜3個並べ、両端に自然石を据える。道路から眺められる。
内野家住宅主屋は長崎県平戸市の旧武家屋敷地に建つ大正15年(1926年)の住宅。入母屋造の玄関を挟んで南に2階建の居住部、北にL字形の平屋座敷部を配し、棟札に大工棟梁米原音之助の名が残る。個人の住宅で内部は非公開。
内野家住宅門及び塀は平戸市岩の上町の旧武家屋敷地に残る表構え。道路沿いの石垣上に延長43mの白漆喰塗土塀が続き、大正15年頃に改められたコンクリート造の門柱には丸を4つ縦に並べた飾りが付く。通りから外観を見られる。
内野家住宅煉瓦塀は平戸市の旧武家屋敷地にある大正15年頃の塀。主屋座敷部東側の庭をコの字形に囲い、高さ約1.5m、延長約18m。鉱滓煉瓦を半枚厚で積み、要所の柱と屋根形の頂部も煉瓦で仕上げる。通常は非公開。
梅ヶ枝酒造旧北蔵は佐世保市城間町の酒蔵に残る明治期の元精米所で、昭和35年(1960年)ごろ現在地へ移築された。桁行19.7メートルと7棟中最長で、南東に細い張り出しを持つ。階数の記録は資料間で食い違う。
梅ヶ枝酒造旧仕込蔵は佐世保市城間町の酒蔵の西南隅に建つ江戸末期の土蔵造平屋で、建築面積264平方メートルは7棟中最大。北西部を2度増築し、間内柱と和小屋をブレースで補強した、醪を仕込んだ中核施設で、国の登録有形文化財。
梅ヶ枝酒造旧むろは佐世保市城間町の酒蔵に建つ江戸末期の建物で、国の登録有形文化財。切妻造の木造建屋の内部に特徴ある積み方の煉瓦造のムロを造る。屋根は西隣の旧仕込蔵と一体に見え、南面に路地のような景観をつくる。
梅ヶ枝酒造住居は佐世保市城間町の酒蔵で主屋の北東に建つ江戸末期の木造平屋で、建築面積は70平方メートル。床の間と棚をもつ8畳と6畳2室の3室に縁と土庇を重ね、南東の庭へ開く離れ風のつくりで、国の登録有形文化財。
梅ヶ枝酒造主屋は佐世保市城間町の酒蔵の中心に建つ安政7年(1860年)の木造平屋で、国の登録有形文化財。片入母屋造の屋根と幅4メートルの下屋をもち、住居兼事務所だった土間は試飲と販売の場として予約なしで入れる。
梅ヶ枝酒造貯蔵蔵は佐世保市城間町の酒蔵に建つ大正期の2階建の蔵で、建築面積は141平方メートル。腰高までイギリス積の煉瓦の基礎に木の軸組を立て、1階西端には酒を搾る槽場を置く。7棟のうち唯一の大正の建物で、国の登録有形文化財。
梅ヶ枝酒造瓶詰所は佐世保市城間町の酒蔵で主屋の南に建つ江戸末期の土蔵造2階建で、建築面積125平方メートルの国の登録有形文化財。平屋の南北棟と総2階の東西棟がL字形につながり、土間の1階は今も出荷の作業場として使われる。
梅ヶ谷津稲荷社は平戸市明の川内町の梅ヶ谷津偕楽園の南西に祀られた天保4年(1833年)の石造の祠と明神鳥居。ともに年紀を刻み、藩主松浦熈が定めた平戸島88箇所の第4番札所として親しまれる登録有形文化財。
梅ヶ谷津偕楽園石垣は平戸市明の川内町の平戸藩主別邸で主屋の南に築かれた天保10年(1839年)の石垣。東西55メートルと南北42メートル、計97メートルで、空積や乱積など場所ごとに積み方を変える庭の骨格。
梅ヶ谷津偕楽園石塀及び石段は平戸市明の川内町の平戸藩主別邸に天保10年(1839年)に築かれた来客の通路で、国の登録有形文化財。延長11メートルの石段は下方で主屋へ緩く曲がり、延長6メートルの石塀は上下で積み方を変える。
梅ヶ谷津偕楽園主屋は平戸市明の川内町に建つ天保10年(1839年)の平戸藩主松浦熈の別邸建築。山の高低差を生かして南向きの2階建とし、海側を開いて山側に茶室を配す。竪板張の外観で、資料館として公開されてきた。
雲仙観光ホテルは長崎県雲仙市小浜町雲仙にある昭和10年(1935年)のリゾートホテルで、登録有形文化財。外国人観光客を迎える国策で建てられ、竹中工務店が設計・施工した。1階を溶岩石張り、2階をログハウス風、3階をハーフティンバー風とする。
加藤酒造井戸は島原市有明町大三東の加藤酒造で、主屋の通り庭の奥、敷地のほぼ中央にある明治前期の井戸。地元産の凝灰岩を相欠きで組んだ方1.2メートルの井筒の中は直径1メートル、深さ10メートルの円筒形で、平成20年に登録。
加藤酒造裏土塀は島原市有明町大三東の加藤酒造で主屋の背後から西へ延び、西南の角を隅切りにして北へ折れる明治前期の土塀。石積の上に土塀を立て、延長37メートル、高さ2.4メートル。大正期に改修され、平成20年に登録された。
加藤酒造表土塀は島原市有明町大三東の加藤酒造で門の西から通りに沿い、北西の角で南へ折れる大正期の土塀。切込み矧ぎの石積の上に土塀を載せ、高さは2.4〜3.4メートル、延長16メートル。平成20年に登録された。