全国の登録有形文化財
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大分県宇佐市の本願寺四日市別院本堂は安政6年(1859年)の建立。桁行30メートル、建築面積1212平方メートルの規模をもち、境内11棟のうち唯一「造形の規範」を基準に登録有形文化財となった一棟である。
妙壽寺経蔵は大分県豊後高田市金谷町にある江戸時代中期(18世紀前期)の土蔵造の経蔵で、登録有形文化財。妙壽寺の諸堂で最も古い建物とみられ、中央に八角形の輪蔵を据え、花頭窓と丸桁の唐草の鏝絵が外観を華やかに飾る。
妙壽寺山門は大分県豊後高田市金谷町にある江戸時代中期の四脚門で、登録有形文化財。境内の東面を区切る表門で、中門より小ぶりながら間口3.5メートルの切妻造本瓦葺。妻の大ぶりな板蟇股と波の彫刻に古式をよくとどめる。
妙壽寺鐘楼は大分県豊後高田市金谷町にある宝暦11年(1761年)の鐘楼で、登録有形文化財。天井裏の墨書で年代が分かり、四方転びの柱に折上格天井を張り、間口いっぱいの蟇股に牡丹を彫る独創的な意匠を見せる。
妙壽寺中門は大分県豊後高田市金谷町にある江戸時代末期の四脚門で、登録有形文化財。本堂と山門の中間に建ち、間口4.5メートルの入母屋造本瓦葺で、獏・獅子・麒麟の木鼻や菊花の蟇股、支輪の地紋彫が壮麗な意匠を見せる。
妙壽寺本堂は大分県豊後高田市金谷町にある明治35年(1902年)頃の浄土真宗本堂で、登録有形文化財。帝室技芸員の佐々木岩次郎が設計し、建築面積764平方メートルの規模と出組の凝った軒、高い格天井を見せる。
大分県竹田市の台地の尾根に高さ3.5〜5.5メートルの石垣を築き、その上に水を通した農業用水路。約698ヘクタールを潤し、平成8年に国の登録有形文化財となった。箱樋を石造に改めたのは大正10年代のことである。
山田家住宅石垣及び煉瓦塀は大分県日田市隈の三隈川沿いに築かれた登録有形文化財である。川石を練積とする石垣は延長25メートル、高さ3メートル前後で、石段が水際まで降りる。上に長手積の煉瓦塀と両開の鉄扉が付く。
山田家住宅井戸は大分県日田市隈にある江戸後期の井戸。地元産安山岩の切石を相欠に組んだ方1.4メートルの井戸枠に、東西2.8メートルの石敷洗い場と、腕木で受ける切妻の上屋が伴う。平成20年に登録有形文化財となった。
山田家住宅主屋は大分県日田市隈にある文化13年(1816年)建築の町家。間口約22メートル、漆喰の大壁に腰海鼠壁をめぐらせ、正面の下屋を本瓦葺とする。平成20年に同時登録された4件のうち、唯一「造形の規範」で登録された。
長崎県島原市の森岳商店街に建つ大正後期の木造2階建洋館。玄関上部に花頭窓風のアーチとキーストーンを組み合わせた特異な意匠を持ち、平成15年に国の登録有形文化財となった。現在は喫茶店として活用されている。
鮎川家住宅石垣及び石段は、長崎県平戸市田平町の屋敷地南面を二段に固める昭和14年頃の石造工作物。延長218メートルの谷積に、布積と亀甲積の石段側壁が続く。石材は鷹島産の阿翁石とされ、平成20年に国の登録有形文化財となった。
長崎県平戸市田平町の谷あいに建つ鮎川家住宅主屋は、昭和14年建築、建築面積317平方メートルの木造住宅。入母屋造の二階建に寄棟造と切妻造を継ぎ、東南隅の主座敷に座敷飾りを備える。平成20年に国の登録有形文化財となった。
池上家住宅は長崎市大浦町にある明治20年代末の木造2階建洋風住宅で、平成10年に登録有形文化財となった。下見板張の外壁、2階前面のベランダ、中央玄関から左右対称に居室を配する平面が特徴。個人住宅のため内部は非公開。
猪原金物店主屋は島原市上の町にある木造2階建の町家で、平成15年に登録有形文化財に登録された。万延2年の棟札を持つ上手部分と明治後期の下手部分が一体をなす。明治10年創業の金物店として現役で、湧水を引く茶房を併設する。
長崎県波佐見町宿郷の今里酒造洗い場は、本蔵と中蔵の北に建つ昭和初期の木造平屋。桁行11間梁間4間の切妻造で鉄板葺、小屋組にキングポストトラスを用い、棟に煙出し、西に試験室を張り出す。2006年に登録有形文化財となった。
長崎県波佐見町宿郷の今里酒造新蔵は、中蔵の西に接する昭和初期の木造総2階建の酒蔵。桁行18間梁間6間、建築面積491平方メートルで敷地最大、切妻造の蔵が並ぶなか一棟だけ寄棟造とする。酒蔵の解体材で建てたと伝わる。
長崎県波佐見町宿郷の今里酒造製品置き場は、中蔵と新蔵の角に接して建つ大正期の切妻造2階建。もとは玄米置き場で、2階北側に15畳半の杜氏部屋を設ける。今里酒造の登録6棟で最も小さく、2006年に登録有形文化財となった。
長崎県波佐見町宿郷の今里酒造店舗及び住宅は、旧街道に南面する江戸後期の木造2階建。入母屋造の表棟の奥に切妻造の棟が続き、中央の土間に力強い梁組を見せる。今里酒造の6棟で唯一「造形の規範」として2006年に登録された。
長崎県波佐見町宿郷の今里酒造中蔵は、本蔵の西に並ぶ江戸後期の切妻造2階建の酒蔵。本蔵との間の2間幅の通路を東面の屋根で覆い、二重梁と登り梁を交互に組む。明治12年の大火を免れ、2006年に登録有形文化財となった。