全国の登録美術品
全国の登録美術品を一覧で検索できます。都道府県、時代、カテゴリーで絞り込み、詳しい解説を読み、地図や旅行のヒントで訪問計画を立てましょう。
クロード・モネが17歳の夏(1858年)に描いた現存最古の油彩画《ルエルの眺め》。印象派の父が公式に展覧会へ出品した最初の作品であり、戸外制作への歩みを刻んだ記念碑的な一枚です。丸沼芸術の森コレクションから埼玉県立近代美術館に寄託され、黒川紀章設計の名建築の中で時折公開されます。東京から電車で約35分、北浦和駅から徒歩3分の緑豊かな公園で、世界的巨匠の原点に出会う旅へご案内します。
埼玉県立近代美術館が所蔵するウジェーヌ・ドラクロワの油彩画《聖ステパノの遺骸を抱え起こす弟子たち》(1860年)は、2000年に文化庁の登録美術品として登録された小品の傑作です。フランス・ロマン主義の巨匠が最晩年に描いた、色彩と感情の凝縮された画面の魅力、鑑賞方法、周辺情報まで徹底解説します。
千葉市美術館が所蔵する国指定重要文化財「紙本淡彩風雨渡江図」は、江戸時代後期の文人画家・田能村竹田が文政12年(1829)大坂にて53歳で描いた円熟期の名品です。風雨の中を渡る小舟と静寂の家屋を対比した詩情豊かな構図、自筆の題語を伴う確実な基準作として、文人画ファンならずとも一度は対面したい一幅です。
東京国立近代美術館が所蔵する登録美術品《木花之佐久夜毘売》は、近代歴史画の巨匠・安田靫彦が昭和28年(1953)に描いた一幅。富士山と桜、セキレイを配し、古事記・日本書紀の女神を典雅な筆致で結晶化させた名作で、令和元年に国の登録美術品となりました。
東京国立博物館に伝わる青磁牡丹文水注は、15世紀初の明時代に中国・龍泉窯で焼かれた天龍寺青磁の典型作。深い緑色の釉と牡丹文の彫りが美しい重要美術品の魅力をご紹介します。
東京国立博物館に所蔵される登録美術品「瀬戸耳付水指」をご紹介します。江戸時代17世紀後半から18世紀にかけて瀬戸窯で焼かれた茶陶の水指で、筒形の胴の左右には竹をかたどった愛らしい耳が付いています。鉄釉の上に灰釉を流し掛けることで生まれる穏やかな景色と、漆塗りの塗蓋が伴う希少な江戸期瀬戸茶陶の魅力を、見どころ・基本情報・周辺案内とともに丁寧に解説します。
東京国立博物館に保管される登録美術品「手鑑(二百九十二葉)」は、江戸幕府御用絵師の住吉弘貫が文久元年(1861)に仕立てた古筆手鑑です。奈良時代から江戸時代に至る古筆切292葉を収め、大聖武・烏丸切・東大寺切・高野切・中院切など名物切を多数含む格の高い名品をご紹介します。
「寛永の三筆」松花堂昭乗が四季の花鳥を描き、十六首の和歌を散らし書きした六曲屏風一双。金銀の砂子が彩る幻想的な画面に、狩野派や中国花鳥画の影響を受けた細密な筆致と流麗な書が融合した、松花堂芸術の真髄を伝える登録美術品です。
福岡県太宰府市の九州国立博物館が公開する谷家貨幣資料は、延岡藩の豪商谷家に伝来した七千八百七十七点の貨幣群。希少な天正大判から寛永通宝、西郷札まで、江戸から明治の貨幣を一家のまとまりで残す登録美術品である。
能面19面・能装束80点・楽器2点の計101点からなる。日向国延岡藩の豪商で屋号を藤屋とした谷家に伝来し、関西の能の名家との親交を背景に集積された一群である。室町から昭和に及び、地方商家による近代以降の能楽受容を知る登録美術品。