主屋から南へ延びる水まわりの棟

小島家住宅附属屋は、岐阜県各務原市成清町の小島家住宅にある昭和前期の附属屋で、井戸・洗い場・風呂・便所を一列に収めた木造平屋建ての建物で、平成22年(2010年)4月28日に国の登録有形文化財に登録された(登録番号21-0185)。

小島家住宅附属屋は、主屋の南面の東端から南北に細長く延びる。桁行9.7メートル、梁間2.3メートル、建築面積22平方メートルの小さな棟だが、暮らしに欠かせない水まわりがここにまとめられている。

南から井戸・風呂・便所の順に並ぶ

内部は、南端を井戸と洗い場、北寄りを便所とし、そのあいだを風呂とする。幅2.3メートルの細い棟のなかに、水を汲む場所から使う場所までが順に並んでいる。

屋根は切妻造の桟瓦葺で、北半分は棟を一段下げる。細長い棟に段差が付き、単調になりがちな外観に変化を与えている。

白漆喰とタイルの軽快な仕上げ

壁は白い漆喰で仕上げた真壁造で、外壁の下部には腰板を張る。内部にはタイルなどを貼り、水を使う場所にふさわしい仕上げとしている。文化庁は小島家住宅附属屋を、軽快な意匠の附属屋と評している。

井戸から便所までの水まわりを主屋に接する1棟にまとめた構成は、昭和前期の住宅で衛生設備が整えられていく様子をうかがわせる例である。

見学について

小島家住宅附属屋は屋敷の内側にあり、公開されていない。外の通りから見ることも難しいとみられる。

屋敷の成り立ちや外から見られる範囲、行き方は小島家住宅(各務原市成清町)のページにまとめてある。

Q&A

Q小島家住宅附属屋はどこにありますか?
A岐阜県各務原市成清町の小島家住宅で、主屋の南面の東端から南北に延びています。
Q小島家住宅附属屋はいつ登録有形文化財に登録されましたか?
A平成22年(2010年)4月28日に登録されました。登録番号は21-0185です。
Q小島家住宅附属屋には何がありますか?
A南端に井戸と洗い場、北寄りに便所、そのあいだに風呂があります。
Q小島家住宅附属屋の大きさは?
A桁行9.7メートル、梁間2.3メートル、建築面積22平方メートルの木造平屋建てです。
Q小島家住宅附属屋は見学できますか?
A屋敷の内側にあり非公開です。外の通りから見ることも難しいとみられます。

基本情報

名称小島家住宅附属屋
所在地岐阜県各務原市成清町2-76-2他
指定区分登録有形文化財(建造物)、登録番号21-0185
指定年平成22年(2010年)4月28日登録
員数1棟
寸法木造平屋建、瓦葺、建築面積22平方メートル、桁行9.7メートル、梁間2.3メートル
所有者文化庁データベースに記載なし
公開状況一般公開の案内なし

参考文献

国指定文化財等データベース(文化庁)— 小島家住宅附属屋
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00008120
文化遺産オンライン — 小島家住宅附属屋
https://online.bunka.go.jp/heritages/detail/167298
各務原市公式ウェブサイト — 登録有形文化財(登録有形文化財(建造物)一覧表)
https://www.city.kakamigahara.lg.jp/kankobunka/bunkazai/1005182.html
岐阜県公式ホームページ(文化伝承課)— 登録有形文化財(建造物)
https://www.pref.gifu.lg.jp/page/12417.html

最終更新日: 2026.10.06