表門から東西に延びる土塀

小島家住宅外塀は、岐阜県各務原市成清町の小島家住宅の南面を囲う昭和前期の土塀で、表門から東西に延び、折れ曲がりながら総延長18メートルに及び、平成22年(2010年)4月28日に国の登録有形文化財に登録された(登録番号21-0188)。

小島家住宅外塀は表門とともに屋敷の外側の顔をつくっており、通りから見える部分の多くをこの塀が占めているとみられる。

石積みの基礎と緑色のタイル

小島家住宅外塀は、自然石を乱積にした基礎の上に土塀を立てる。塀の腰はモルタルの洗い出し仕上げとし、その下端には緑色のタイルを貼る。

上部は白い漆喰で仕上げ、屋根は瓦葺きとする。下から石、洗い出し、タイル、白漆喰と素材が切り替わる構成で、伝統的な土塀に昭和前期らしい材料が組み合わされている。

潜りと格子窓のある屋敷構え

表門のわきには片開きの潜りを設け、塀の要所には格子窓をあける。大きな門を閉じたままでも人の出入りができ、格子窓が長い白壁に変化を付けている。

文化庁は小島家住宅外塀を、趣のある屋敷構えをつくる塀と評価している。表門の重厚な構えと一続きになって、屋敷の南面を引き締めている。

見学について

小島家住宅外塀は屋敷の南面にあり、表門とともに外から眺められる部分とみられる。塀の内側は住宅の敷地で、一般公開の案内は見当たらない(2026年10月時点)。

格子窓から内部をのぞき込むことは避け、通りから眺める程度にとどめたい。屋敷の成り立ちや外から見られる範囲、行き方は小島家住宅(各務原市成清町)のページにまとめてある。

Q&A

Q小島家住宅外塀はどこにありますか?
A岐阜県各務原市成清町の小島家住宅で、表門から東西に延び、屋敷の南面を囲っています。
Q小島家住宅外塀はいつ登録有形文化財に登録されましたか?
A平成22年(2010年)4月28日に登録されました。登録番号は21-0188です。
Q小島家住宅外塀の長さは?
A折れ曲がりを含めて総延長18メートルです。
Q小島家住宅外塀はどんな造りですか?
A自然石の乱積の基礎に立つ瓦葺きの土塀で、腰はモルタルの洗い出し、下端に緑色のタイル、上部は白漆喰仕上げです。表門のわきに潜りがあり、要所に格子窓をあけています。
Q小島家住宅外塀は外から見られますか?
A屋敷の南面にあり外から眺められるとみられます。内側は非公開です。

基本情報

名称小島家住宅外塀
所在地岐阜県各務原市成清町2-76-2他
指定区分登録有形文化財(建造物)、登録番号21-0188
指定年平成22年(2010年)4月28日登録
員数1棟
寸法土塀、瓦葺、延長18メートル
所有者文化庁データベースに記載なし
公開状況一般公開の案内なし

参考文献

国指定文化財等データベース(文化庁)— 小島家住宅外塀
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00008123
文化遺産オンライン — 小島家住宅外塀
https://online.bunka.go.jp/heritages/detail/168801
各務原市公式ウェブサイト — 登録有形文化財(登録有形文化財(建造物)一覧表)
https://www.city.kakamigahara.lg.jp/kankobunka/bunkazai/1005182.html
岐阜県公式ホームページ(文化伝承課)— 登録有形文化財(建造物)
https://www.pref.gifu.lg.jp/page/12417.html

最終更新日: 2026.10.06