敷地東寄りに南面する2階建ての主屋
小島家住宅主屋は、岐阜県各務原市成清町にある小島家住宅の中心となる住まいで、昭和前期に建てられた木造2階建ての近代和風住宅で、平成22年(2010年)4月28日に国の登録有形文化財に登録された(登録番号21-0184)。
小島家住宅主屋は屋敷の敷地の東寄りに、南を正面として建つ。建築面積は188平方メートルで、同じ屋敷で登録された5件のなかでもっとも大きい。
なお、各務原市大佐野町にも同じ名称の小島家住宅主屋(登録番号21-0181)があり、同じ日に登録されているが、別の建物である。
入母屋造の屋根と田の字型の間取り
屋根は入母屋造の桟瓦葺で、四周に下屋の庇をめぐらせる。2階建ての本体を下屋がひと回り囲むため、大屋根と庇が上下に重なった落ち着いた外観になる。
間取りは、東端にハタベヤと呼ばれる部屋を置き、西寄りに田の字型の4室を配し、そのあいだを土間とする。田の字型は農家の住まいに広く見られる部屋の並べ方で、小島家住宅主屋はその骨格を受け継ぎながら、2階建ての近代の住宅としてまとめられている。
13畳の座敷と良材の仕上げ
西南の隅は13畳の座敷で、優美な座敷飾を構える。主屋の南には中門と庭塀で仕切られた庭があり、座敷はその庭に面する位置にあたる。
文化庁は小島家住宅主屋を、良い材を使い、ていねいに仕上げた近代和風住宅と評価している。登録の基準も、同じ屋敷のほかの4件が「国土の歴史的景観に寄与しているもの」であるのに対し、主屋だけは「造形の規範となっているもの」とされた。
見学について
小島家住宅主屋は表門と外塀の内側に建ち、一般公開の案内は見当たらない(2026年10月時点)。座敷を含む内部は見られず、外から建物の全体を眺めることも難しいとみられる。
屋敷の成り立ちや外から見られる範囲、行き方は小島家住宅(各務原市成清町)のページにまとめてある。
Q&A
- 各務原市成清町の小島家住宅主屋はどこにありますか?
- 岐阜県各務原市成清町2-76-2他にある小島家住宅の敷地の東寄りに、南を正面として建っています。
- 小島家住宅主屋はいつ登録有形文化財に登録されましたか?
- 平成22年(2010年)4月28日に登録されました。登録番号は21-0184です。
- 小島家住宅主屋はどんな建物ですか?
- 昭和前期の木造2階建てで、入母屋造桟瓦葺、建築面積は188平方メートルです。田の字型の4室と土間、東端のハタベヤ、西南隅の13畳の座敷をもちます。
- 大佐野町の小島家住宅主屋とは同じ建物ですか?
- いいえ。大佐野町の小島家住宅主屋(登録番号21-0181)は昭和4年(1929年)の平屋で、同じ日に登録された別の建物です。
- 小島家住宅主屋は見学できますか?
- 一般公開の案内は見当たりません(2026年10月時点)。表門と外塀の内側にあり、内部は見学できません。
基本情報
| 名称 | 小島家住宅主屋 |
|---|---|
| 所在地 | 岐阜県各務原市成清町2-76-2他 |
| 指定区分 | 登録有形文化財(建造物)、登録番号21-0184 |
| 指定年 | 平成22年(2010年)4月28日登録 |
| 員数 | 1棟 |
| 寸法 | 木造2階建、瓦葺、建築面積188平方メートル |
| 所有者 | 文化庁データベースに記載なし |
| 公開状況 | 一般公開の案内なし |
参考文献
- 国指定文化財等データベース(文化庁)— 小島家住宅主屋(成清町)
- https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00008119
- 文化遺産オンライン — 小島家住宅主屋(成清町)
- https://online.bunka.go.jp/heritages/detail/144607
- 各務原市公式ウェブサイト — 登録有形文化財(登録有形文化財(建造物)一覧表)
- https://www.city.kakamigahara.lg.jp/kankobunka/bunkazai/1005182.html
- 岐阜県公式ホームページ(文化伝承課)— 登録有形文化財(建造物)
- https://www.pref.gifu.lg.jp/page/12417.html
最終更新日: 2026.10.06