旧国鉄士幌線十三の沢橋梁とは

旧国鉄士幌線十三の沢橋梁は、北海道河東郡上士幌町にある昭和13年(1938年)のコンクリート造アーチ橋で、平成11年(1999年)8月23日に国の登録有形文化財(建造物)となった(文化庁)。読みは「きゅうこくてつしほろせんじゅうさんのさわきょうりょう」。

文化庁の記録では、コンクリート造のアーチ橋で、全長は58メートルである。登録番号は01-0013である。

終点近くの沢を渡る橋

旧国鉄士幌線十三の沢橋梁は、音更線の終点だった十勝三股駅の近く、十三の沢が音更川に合流する地点の手前に架かるアーチ橋である(文化庁)。登録された士幌線の9件のなかで、もっとも北にある。

全長58メートルで、10メートルの径間の無筋コンクリートアーチ5連からなる(文化庁)。沢を渡る橋なので長い径間はもたない。

登録有形文化財としての価値

文化庁は十三の沢橋梁を「ひがし大雪鉄道アーチ橋群」のひとつとし、標準仕様の10メートルスパンの無筋コンクリートアーチで造られていると記す。登録の基準は「国土の歴史的景観に寄与しているもの」である。

第三・第五・第六音更川橋梁のような大きな径間をもたず、標準のアーチを並べただけの構成である点で、士幌線の橋梁の基本形をよく示している。

見どころ

見どころは、同じ10メートルのアーチが5つ等間隔に並ぶ規則正しさである。鉄筋を入れない無筋コンクリートのアーチで、その分だけアーチの輪の厚みが目に留まる。

見学について

北海道ファンマガジンによれば、十三の沢林道の入口から奥へ約1キロメートルの場所にある。林道の通行状況や見学の可否について公的な案内は確認できなかった。ヒグマの生息域でもあり、入る場合は十分に注意したい。

Q&A

Q旧国鉄士幌線十三の沢橋梁はいつ造られましたか?
A昭和13年(1938年)です(文化庁)。
Q旧国鉄士幌線十三の沢橋梁の長さとアーチの数は?
A全長58メートルで、10メートルの無筋コンクリートアーチ5連からなります(文化庁)。
Q旧国鉄士幌線十三の沢橋梁はどこにありますか?
A音更線の終点だった十勝三股駅の近く、上士幌町字幌加にあります(文化庁)。
Q旧国鉄士幌線十三の沢橋梁へはどう行きますか?
A十三の沢林道の入口から奥へ約1キロメートルです(北海道ファンマガジン)。林道の状況は事前に確かめてください。
Q旧国鉄士幌線十三の沢橋梁が登録有形文化財になったのはいつですか?
A平成11年(1999年)8月23日です(文化庁)。

基本情報

名称旧国鉄士幌線十三の沢橋梁(きゅうこくてつしほろせんじゅうさんのさわきょうりょう)
所在地北海道河東郡上士幌町字幌加4-4
指定区分登録有形文化財(建造物)
指定年平成11年(1999年)8月23日登録
員数1基
寸法コンクリート造アーチ橋、全長58m
所有者上士幌町
公開状況林道奥にあり見学の公的な案内なし

参考文献

旧国鉄士幌線十三の沢橋梁(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00001213
旧国鉄士幌線コンクリートアーチ橋梁群を巡る(北海道ファンマガジン)
https://hokkaidofan.com/kamishihorobridges/

最終更新日: 2026.10.19