旧国鉄士幌線糠平川橋梁とは

旧国鉄士幌線糠平川橋梁は、北海道河東郡上士幌町にある昭和30年(1955年)のコンクリート造4連アーチ橋で、平成29年(2017年)6月28日に国の登録有形文化財(建造物)となった(文化庁)。読みは「きゅうこくてつしほろせんぬかびらかわきょうりょう」。

文化庁の記録では、コンクリート造の4連アーチ橋で、橋長は74メートルである。登録番号は01-0150である。

付け替え線のための橋

旧国鉄士幌線糠平川橋梁は、昭和30年(1955年)の士幌線の付け替えに伴い、糠平湖に注ぐ糠平川の河口に架けられたコンクリート造の4連アーチ橋である(文化庁)。登録された士幌線の9件のなかでは、三の沢橋梁とともにもっとも新しい。

橋長74メートルで、15メートルのアーチ3連と10メートルのアーチ1連からなる。平面は直線ではなく弓なりに曲がっている(文化庁)。

登録有形文化財としての価値

文化庁は、長大なアーチを連ねる構造が雄大な景観を形成しているとして、「国土の歴史的景観に寄与しているもの」に登録した。戦前の橋と同じコンクリートのアーチを戦後の付け替え線でも採用しており、士幌線の橋の造り方が昭和30年代まで続いたことを示す。

見どころ

見どころは、弓なりの平面に沿って15メートルのアーチが3つ並ぶ姿である。橋の脇から見ると、曲線に沿ってアーチが少しずつ向きを変えていくのが分かる。

上士幌町の年表によれば、平成16年(2004年)11月に北海道自然歩道「東大雪の道」として糠平川橋梁に高欄が設けられ、平成17年(2005年)7月24日に糠平周辺8.5キロメートルの区間が開通した。

見学について

自然歩道として整えられた橋で、橋の上を歩いて渡ることができる(上士幌町、北海道ファンマガジン)。北海道ファンマガジンは、ぬかびら源泉郷の中心から歩いて約15分としている。冬季や増水時の通行の可否は公的な案内で確認できなかった。

Q&A

Q旧国鉄士幌線糠平川橋梁はいつ造られましたか?
A昭和30年(1955年)、士幌線の付け替えに伴って架けられました(文化庁)。
Q旧国鉄士幌線糠平川橋梁の長さとアーチの数は?
A橋長74メートルで、15メートルのアーチ3連と10メートルのアーチ1連からなります(文化庁)。
Q旧国鉄士幌線糠平川橋梁は歩いて渡れますか?
A北海道自然歩道の一部として高欄が設けられ、歩いて渡れます(上士幌町)。
Q旧国鉄士幌線糠平川橋梁はどこにありますか?
A糠平湖に注ぐ糠平川の河口、上士幌町字ぬかびら源泉郷にあります(文化庁)。
Q旧国鉄士幌線糠平川橋梁が登録有形文化財になったのはいつですか?
A平成29年(2017年)6月28日です(文化庁)。

基本情報

名称旧国鉄士幌線糠平川橋梁(きゅうこくてつしほろせんぬかびらかわきょうりょう)
所在地北海道河東郡上士幌町字ぬかびら源泉郷48-3~49-6
指定区分登録有形文化財(建造物)
指定年平成29年(2017年)6月28日登録
員数1基
寸法コンクリート造4連アーチ橋、橋長74m
所有者上士幌町
公開状況自然歩道として橋上を通行可

参考文献

旧国鉄士幌線糠平川橋梁(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00011613
旧国鉄士幌線と鉄道遺産(上士幌町の歩み)
https://www.kamishihoro.jp/history/00000024
旧国鉄士幌線コンクリートアーチ橋梁群を巡る(北海道ファンマガジン)
https://hokkaidofan.com/kamishihorobridges/

最終更新日: 2026.10.19