旧国鉄士幌線第六音更川橋梁とは

旧国鉄士幌線第六音更川橋梁は、北海道河東郡上士幌町にある昭和13年(1938年)のコンクリート造アーチ橋で、平成15年(2003年)1月31日に国の登録有形文化財(建造物)となった(文化庁)。読みは「きゅうこくてつしほろせんだいろくおとふけがわきょうりょう」。

文化庁の記録では、コンクリート造のアーチ橋で、橋長は96メートルである。登録番号は01-0051である。

7連の充腹式アーチ

旧国鉄士幌線第六音更川橋梁は、帯広の北方を縦断した士幌線に造られた、橋長96メートルの7連アーチ式のコンクリート造橋梁である(文化庁)。

径間23メートルの欠円アーチで音更川を跨ぎ、その北側に径間10メートルのアーチを6連つなぐ。アーチの上を壁で埋めた充腹式の連続アーチという形式をとる(文化庁)。

登録有形文化財としての価値

文化庁は、充腹式の連続アーチを採用することで大雪山国立公園の渓谷美との調和が図られているとし、「国土の歴史的景観に寄与しているもの」として登録した。

上士幌町の年表によれば、町は平成14年(2002年)2月にこの橋を取得し、翌年に登録されている。

見どころ

見どころは、川を跨ぐ23メートルの欠円アーチと、それに続く10メートルのアーチの列である。アーチの上が壁で埋められているため、橋全体が重く落ち着いた壁面として谷に収まる。

上士幌町の年表によれば、令和元年(2019年)7月に橋の一部が崩落している。

見学について

北海道ファンマガジンによれば、幌加温泉の手前で国道から東へ少し入った場所にある。令和元年(2019年)に一部が崩落しており、現在の立ち入りの可否について公的な案内は確認できなかった。崩落箇所や橋の上には近づかないようにしたい。

Q&A

Q旧国鉄士幌線第六音更川橋梁はいつ造られましたか?
A昭和13年(1938年)です(文化庁)。
Q旧国鉄士幌線第六音更川橋梁の構造は?
A橋長96メートルの7連で、23メートルの欠円アーチと10メートルのアーチ6連からなる充腹式の連続アーチです(文化庁)。
Q旧国鉄士幌線第六音更川橋梁は崩れていますか?
A令和元年(2019年)7月に一部が崩落しています(上士幌町)。
Q旧国鉄士幌線第六音更川橋梁はどこにありますか?
A上士幌町字幌加、幌加温泉の手前で国道から東へ少し入った場所です(文化庁、北海道ファンマガジン)。
Q旧国鉄士幌線第六音更川橋梁が登録有形文化財になったのはいつですか?
A平成15年(2003年)1月31日です(文化庁)。

基本情報

名称旧国鉄士幌線第六音更川橋梁(きゅうこくてつしほろせんだいろくおとふけがわきょうりょう)
所在地北海道河東郡上士幌町字幌加3-2、4-1
指定区分登録有形文化財(建造物)
指定年平成15年(2003年)1月31日登録
員数1基
寸法コンクリート造アーチ橋、橋長96m
所有者上士幌町
公開状況一部崩落あり、立入の公的な案内なし

参考文献

旧国鉄士幌線第六音更川橋梁(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00003019
旧国鉄士幌線と鉄道遺産(上士幌町の歩み)
https://www.kamishihoro.jp/history/00000024
旧国鉄士幌線コンクリートアーチ橋梁群を巡る(北海道ファンマガジン)
https://hokkaidofan.com/kamishihorobridges/

最終更新日: 2026.10.19