旧国鉄富内線富内駅舎とは
旧国鉄富内線富内駅舎は、北海道勇払郡むかわ町穂別富内にある大正12年(1923年)の木造の駅舎で、平成13年(2001年)8月28日に国の登録有形文化財(建造物)となった(文化庁)。読みは「きゅうこくてつとみうちせんとみうちえきしゃ」。
文化庁の記録では、木造平屋建、鉄板葺で、建築面積は91平方メートルである。登録番号は01-0035である。
鉱山鉄道の駅本屋
旧国鉄富内線富内駅舎は、鉱山資源の開発と運搬のために大正9年(1920年)に着工した北海道鉱業鉄道金山線の駅として建てられた駅本屋である(文化庁)。路線は苫小牧から穂別を経て金山へ向かい、のちに国鉄富内線となった。
切妻造の平屋で、内部には待合室、事務室、畳敷の宿直室を一列に連ねる(文化庁)。文化庁はこれを標準的な造りの駅本屋としている。
登録有形文化財としての価値
文化庁が特徴として挙げるのは、改札の左手に張り出した転轍機の操作所である。駅舎のなかから構内のポイントを切り替える仕組みを、建物の形として残している。
標準的な造りの駅舎に、この駅で必要だった設備が付け加えられた姿をとどめるとして、「国土の歴史的景観に寄与しているもの」に登録された。
見どころ
見どころは、改札の左手に張り出した転轍機操作所である(文化庁)。ホーム側から見ると、平らな壁面の一部だけが前へ出ているのが分かる。
待合室・事務室・宿直室が一列に並ぶ平面は、外から窓と出入口の並びを追うと読み取れる。
見学について
駅舎の外観は屋外から見ることができる。駅舎内部の公開時間について、公的な案内は確認できなかった。
Q&A
- 旧国鉄富内線富内駅舎はいつ建てられましたか?
- 大正12年(1923年)です(文化庁)。
- 旧国鉄富内線富内駅舎の読み方は?
- 「とみうちえきしゃ」です(文化庁)。
- 旧国鉄富内線富内駅舎の特徴は?
- 改札の左手に転轍機の操作所を張り出している点です(文化庁)。
- 旧国鉄富内線富内駅舎の中は見学できますか?
- 内部の公開時間について公的な案内は確認できませんでした。外観は屋外から見られます。
- 旧国鉄富内線富内駅舎が登録有形文化財になったのはいつですか?
- 平成13年(2001年)8月28日です(文化庁)。
基本情報
| 名称 | 旧国鉄富内線富内駅舎(きゅうこくてつとみうちせんとみうちえきしゃ) |
|---|---|
| 所在地 | 北海道勇払郡むかわ町字穂別富内81-1 |
| 指定区分 | 登録有形文化財(建造物) |
| 指定年 | 平成13年(2001年)8月28日登録 |
| 員数 | 1棟 |
| 寸法 | 木造平屋建、鉄板葺、建築面積91㎡ |
| 所有者 | 穂別町(現むかわ町) |
| 公開状況 | 外観は屋外から見学可(見学無料) |
参考文献
- 旧国鉄富内線富内駅舎(国指定文化財等データベース)
- https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00002194
- 富内銀河ステーション(JAPAN 47 GO/日本観光振興協会)
- https://www.japan47go.travel/ja/detail/a8367103-7edc-4344-89c7-60480d3de656
最終更新日: 2026.10.19