笠間市立歴史民俗資料館(旧宍戸町役場庁舎)とは

笠間市立歴史民俗資料館(旧宍戸町役場庁舎)は、茨城県笠間市平町にある昭和12年(1937年)建築の旧役場庁舎で、平成16年(2004年)2月17日に国の登録有形文化財(建造物)となった。読みは「かさましりつれきしみんぞくしりょうかん(きゅうししどまちやくばちょうしゃ)」。所有者は笠間市である。

文化庁の記録では、木造2階一部平屋建、瓦葺一部鉄板葺、建築面積250平方メートル。登録番号は08-0114で、登録時の名称は「友部町立歴史民俗資料館(旧宍戸町役場庁舎)」だった。笠間市によれば、建物は宍戸小学校の前にあり、昭和33年(1958年)まで友部町の役場庁舎として使われた。

登録有形文化財としての価値

旧宍戸町役場庁舎は「造形の規範となっているもの」として登録された。文化庁の解説によれば、L字型の平面に寄棟造、下見板張りの2階建の役場庁舎で、東面に車寄せ、北面に大谷石造平屋建の文書庫を張り出し、西方の奥に物置を配する。

庁舎の主体部は、1階を窓口と事務室、2階を議事堂とする標準的な構成をとっている。そのなかで車寄せの間口を広くとっている点に特色がある(文化庁)。昭和初期の町役場の姿を、ほぼそのまま伝える建物である。

見どころ

まず東面の車寄せを見たい。文化庁が特色として挙げる、間口を広くとった玄関の構えである。下見板張りの外壁と寄棟の屋根が、木造の庁舎らしい落ち着いた表情をつくっている。

北面に回ると、大谷石を積んだ平屋の文書庫が張り出している。木造の本体に石造の書庫を組み合わせた構成である。内部では、2階がかつての議事堂にあたる。

笠間市によれば、館内には友部地区の遺跡から出土した遺物や、産業、交通、教育、生活の移り変わりがわかる資料が展示されている。

見学について

旧宍戸町役場庁舎は歴史民俗資料館として公開されている。笠間市によれば、開館日は火曜日・木曜日・土曜日・日曜日で、火曜日と木曜日は午後1時から午後4時、土曜日と日曜日は午前9時から午後4時。年末年始(12月28日から1月4日)は休館で、入館料は無料。駐車場は4台分ある。

JR水戸線の宍戸駅から徒歩約10分、車では北関東自動車道の友部インターチェンジから約2分。問い合わせは歴史民俗資料館(0296-77-8925)。撮影の可否は館で確かめたい。

Q&A

Q旧宍戸町役場庁舎はいつ建てられましたか?
A昭和12年(1937年)です。昭和33年(1958年)まで友部町の役場庁舎として使われました。
Q旧宍戸町役場庁舎が登録有形文化財になったのはいつですか?
A平成16年(2004年)2月17日です。
Q建物の特徴は?
AL字型平面、寄棟造、下見板張りの2階建で、間口の広い車寄せと大谷石造の文書庫を備え、1階を窓口と事務室、2階を議事堂としています。
Q笠間市立歴史民俗資料館の開館日と時間は?
A火・木曜日は午後1時から午後4時、土・日曜日は午前9時から午後4時です。入館料は無料です。
Qアクセスは?
AJR水戸線の宍戸駅から徒歩約10分、北関東自動車道の友部インターチェンジから車で約2分です。駐車場は4台分です。

基本情報

名称笠間市立歴史民俗資料館(旧宍戸町役場庁舎)
所在地茨城県笠間市平町29
指定区分登録有形文化財(建造物)
指定年平成16年(2004年)2月17日登録
員数1棟
寸法木造2階一部平屋建、瓦葺一部鉄板葺、建築面積250平方メートル
所有者笠間市
公開状況資料館として公開(火・木・土・日曜日、入館無料)

参考文献

笠間市立歴史民俗資料館(旧宍戸町役場庁舎)(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00003778
笠間市立歴史民俗資料館(旧宍戸町役場庁舎)(いばらきの文化財/茨城県教育委員会)
https://kyoiku.pref.ibaraki.jp/bunkazai/bunkazai-registered-6255/
歴史民俗資料館(笠間市)
https://www.city.kasama.lg.jp/page/page000249.html

最終更新日: 2026.10.05