栗山呉服店店舗兼住宅とは
栗山呉服店店舗兼住宅は、茨城県石岡市国府にある昭和7年(1932年)ごろ建築の木造2階建の商店建築で、平成18年(2006年)3月2日に国の登録有形文化財(建造物)となった。読みは「くりやまごふくてんてんぽけんじゅうたく」。呉服店の店舗と住まいを兼ねた建物である。
文化庁の記録では、木造2階建、スレート葺、建築面積84平方メートル。登録番号は08-0202。文化庁の解説によれば、旧水戸街道に直交する街路に北面して建ち、間口9.1メートル、奥行9.4メートルの規模である。
登録有形文化財としての価値
栗山呉服店店舗兼住宅は「国土の歴史的景観に寄与しているもの」として登録された。文化庁の解説は、昭和4年(1929年)の大火の後に形成された石岡の市街地の景観を今に伝える建物と評価している。
石岡市は、栗山呉服店を市内の登録有形文化財のひとつとして紹介しており、市のページにはきそば東京庵や福島屋砂糖店など、市内のほかの登録有形文化財も並んでいる。
見どころ
文化庁の解説によれば、建物は平入りの出桁造の商店建築である。出桁造は、2階の床の高さで桁を外へ突き出し、軒を深く張り出す町家の形式で、通りに面した正面に重厚な表情をつくる。
正面は広い開口部の両端に戸袋を配した左右対称の外観で、妻側は押縁下見板張りとしている(文化庁)。正面の対称性と、側面の板張りの対比を通りから見比べたい。
見学について
栗山呉服店店舗兼住宅は民間の建物で、外観は通りから見ることができる。内部の公開や撮影についての公的な案内は確認できなかった。所在地は石岡市国府3-4-25。
Q&A
- 栗山呉服店店舗兼住宅はいつ建てられましたか?
- 昭和7年(1932年)ごろです。
- 登録有形文化財になったのはいつですか?
- 平成18年(2006年)3月2日です。
- 建物の特徴は?
- 平入りの出桁造の木造2階建で、正面は広い開口部の両端に戸袋を配した左右対称の外観です。
- なぜ石岡の景観にとって大切なのですか?
- 昭和4年(1929年)の大火の後に形成された市街地の景観を今に伝えているためです。
- 見学できますか?
- 外観は通りから見られます。内部公開の公的な案内はありません。
基本情報
| 名称 | 栗山呉服店店舗兼住宅(くりやまごふくてんてんぽけんじゅうたく) |
|---|---|
| 所在地 | 茨城県石岡市国府3-4-25 |
| 指定区分 | 登録有形文化財(建造物) |
| 指定年 | 平成18年(2006年)3月2日登録 |
| 員数 | 1棟 |
| 寸法 | 木造2階建、スレート葺、建築面積84平方メートル |
| 所有者 | 文化庁の記録に記載なし |
| 公開状況 | 外観は通りから見学可 |
参考文献
最終更新日: 2026.10.06