新潟県・江戸
Edo新潟県 の江戸時代(1603 – 1868)の文化財を一覧で閲覧できます。種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
新潟県上越市寺町の常敬寺山門は、裏寺町通りに東面する江戸後期の薬医門。切妻造桟瓦葺で組物を用いない質実なつくりだが、妻の大ぶりな蟇股が目を引く。弁柄塗の軸部から「赤門」と呼ばれ、令和7年(2025年)に登録有形文化財となった。
新潟県上越市寺町の常敬寺鐘楼は、寛政4年(1792年)に本堂の南東に建てられた入母屋造銅板葺の鐘楼。転びのある高い角柱を台輪と3段の貫で固め、中備の蟇股は西面だけに置く。令和7年(2025年)に登録有形文化財となった。
新潟県上越市寺町の常敬寺本堂は、享保16年(1731年)に建った真宗大谷派の本堂。内陣・外陣・左右余間の典型的な真宗本堂平面で、内外陣境に法輪の金箔欄間を飾る。令和7年(2025年)に登録有形文化財となった。
新潟県佐渡市泉甲の正法寺観音堂。1700年代前半の建築で、桁行8.3メートル梁間5.8メートルの小堂ながら、南半部に内陣と外陣を東西に並べ、その境に虹梁と木鼻付の組物を据える。平成23年に登録有形文化財となった。
新潟県佐渡市泉甲の正法寺蔵。享和2年の建築で、桁行5.5メートルの土蔵造2階建。置屋根形式の切妻屋根を架け、掛子塗の両開戸を吊り、鳥居形に造り出した開口部まわりに寺紋を飾る。平成23年に登録有形文化財となった。
新潟県佐渡市泉甲の正法寺護国蔵。宝永元年の建築で、正法寺の登録六棟のうち最も古い経蔵。方5.0メートルの土蔵造に宝形造の屋根と向拝を架け、軒には台輪上三斗組と蟇股を置く。平成23年に登録有形文化財となった。
新潟県佐渡市泉甲の正法寺山門。江戸時代後期の四脚門で、間口3.0メートル。切妻造の屋根に軒唐破風を付け、本柱間の虹梁の上には龍、虹梁や木鼻には霊獣の彫刻を施している。平成23年に登録有形文化財となった。
新潟県佐渡市泉甲の正法寺鐘楼。文政3年の建築で、面積6.6平方メートルの吹放ち。方柱を内転びにたてて小さな外観を安定させ、格天井の格間には一枡ごとに絵が描かれている。平成23年に登録有形文化財となった。
新潟県佐渡市泉甲の正法寺本堂。享保6年の建築で、桁行19メートル梁間16メートルの六間取方丈形式。背面中央を葺き降ろして開山堂とし、六棟で唯一「造形の規範となっているもの」を理由に平成23年に登録された。
新潟県佐渡市竹田の世尊寺赤門。境内南寄り、本堂の正面に建つ江戸中期の四脚門で、本柱・控柱とも円柱に粽を付け、棟木・母屋・桁を海老虹梁で結ぶ。花木彫刻の桁隠しと赤い塗装が特徴で、平成18年に登録有形文化財となった。
新潟県佐渡市竹田の世尊寺表門。境内北隅の参道入口で道路に面する一間の腕木門で、明治の『越佐寶鑑』の絵図と部材の風化から1800年前後の建築と推測される。太い柱で重厚な景観をつくり、平成18年に登録有形文化財となった。
新潟県佐渡市竹田の世尊寺家財蔵。天保2年に建てられ明治20年に現在地へ移された、境内中央に建つ木造2階建の蔵で、正面を漆喰、側面を下見板張とし、2階の窓を鳥居形の漆喰額縁で飾る。平成18年に登録有形文化財となった。
新潟県佐渡市竹田の世尊寺宝蔵。境内南端の高台に建つ江戸末期の土蔵造の蔵で、置屋根を載せ、妻入の正面に木鼻付絵様虹梁を通す。建築面積14平方メートルと小さいが扉まわりの漆喰彫刻が華やかで、平成18年に登録有形文化財となった。
新潟県胎内市の善良寺庫裏は天明5年(1785年)建築で、本堂より9年古い境内最古の建物である。控間付の書院から小書院・大書院へ連なる座敷構成が評価され、平成30年11月に国の登録有形文化財に登録された。
新潟県胎内市の善良寺本堂は寛政6年(1794年)建立の真宗本堂で、平成30年に国の登録有形文化財に登録された。向拝虹梁木鼻の龍彫刻と正面中備の大ぶりな蟇股が見どころで、下越の江戸後期本堂の好例とされる。
新潟県胎内市の大輪寺経蔵は、安政4年(1857年)建立の置屋根形式の小さな土蔵造。正面向拝の海老虹梁に葡萄と栗鼠を丸彫りし、内部の仏壇回りには雲龍を配して、江戸末期の装飾の好みを小ぶりな一棟に凝縮して見せる。
新潟県胎内市の大輪寺山門は、文久3年(1863年)建立で扉を持たない鐘楼門。尾垂木付二手先を組み、中備や頭貫の各所に彫刻を施す。上層には人間国宝・香取正彦作と伝わる梵鐘を吊り、参道はその下を抜ける。
新潟県胎内市の大輪寺総門は、嘉永5年頃の建立で旧米沢街道に面する四脚門。石積基壇の上に本柱を円柱、控柱を角柱として立て、瓦棒銅板葺の切妻を架ける。山門・本堂と一直線に並び、境内の中軸を成す。
上越市寺町の高田別院鐘楼は、文化3年(1806年)建築、2006年改修の1間四方の吹放ちの鐘楼。切込接の基壇、粽付の丸柱、二手先の詰組と彫刻欄間を備える。天明3年の梵鐘は戦時の供出後に戻ったと伝わる。
上越市寺町の高田別院大門は、文政10年(1827年)の三間三戸八脚門。禅宗様の三手先組物が入母屋造の大屋根を支え、欅の素木に中国の故事や十二支の彫刻と地紋彫を施す。造形の規範として平成27年(2015年)に登録。