沖縄県・大正
Taishō沖縄県 の大正時代(1912 – 1926)の文化財を一覧で閲覧できます。種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
1925年竣工、沖縄県に現存する最古の鉄筋コンクリート造建築物。台風対策の八角形平面や十字形の独創的な設計で知られ、2017年に国の重要文化財に指定。沖縄の近代建築の原点を訪ねる旅へ。
沖縄県南城市にある仲村渠樋川は、琉球石灰岩で築かれた沖縄を代表する伝統的石造井泉です。1912年に津堅島の石工により造り替えられ、男女別の水場や県内唯一の五右衛門風呂を備えた共同用水施設として、1995年に国の重要文化財に指定されました。石畳の坂道や拝所が残る、沖縄の水の文化を体感できる貴重な文化遺産です。
沖縄・黒島の東筋集落に建つ神山家住宅主屋。大正元年(1912年)築の木造平屋建で、低く抑えた軒と赤瓦の寄棟屋根をもち、仏壇と床の間を備えた八畳の一番座を中心とする、離島の古い民家形式を残す登録有形文化財です。
沖縄本島の東360キロ、隆起サンゴ礁の北大東島。琉球石灰岩を布積みにした凹形平面の事務所は、東洋製糖の燐鉱事業の拠点だった。2005年登録の有形文化財で、現在はりんこう交流館として島の歴史を紹介する展示と居酒屋を備える。
北大東島の港地区に残る、正面約11メートルの石造の浴場跡。燐鉱で働く人びとと島の住民が湯を浴びた共同浴場で、大小2槽のコンクリート浴槽とボイラー室の跡が今も読み取れる。2007年登録の有形文化財である。
川のない北大東島で、約500平方メートルのモルタル敷きの斜面に降った雨水を集め、2槽の掘り込みタンクへと導いて下阪浴場へ供給した集水施設。水の乏しい離島の暮らしの知恵を示す2007年登録の有形文化財。
北大東島の社員浴場へ水を送った円形の石造の貯水槽。深さ2.5メートル、内径8.9メートルで、外壁を琉球石灰岩の布積み、内壁をモルタル塗で築く。上に載る高架タンクの基部も残る2007年登録の有形文化財。
北大東島の旧会社集落に建つ、延べ面積約51平方メートルの鉄筋コンクリート造の浴場。浅く湾曲した欠円アーチ形のスラブ屋根と、それぞれ入口の異なる3室が特徴。離島の近代建築を示す2007年登録の有形文化財。
沖縄県南大東島の西港を見下ろす高台に建つ、大正13年(1924年)頃に築かれた石造のボイラー小屋。台風時に漁船を陸地へ引き揚げるウインチの動力源として使われた施設で、島の珊瑚石灰岩を乱積にして築かれた壁体が今も残ります。1900年に玉置半右衛門率いる開拓団が上陸した地点を望むこの遺構は、無人島から砂糖の島へという南大東島の開拓の歩みを今に伝える貴重な近代化遺産であり、2000年に国の登録有形文化財に登録されました。