江戸
Edo江戸時代(1603 – 1868)の日本の文化財を一覧で閲覧できます。都道府県・種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
常楽寺山門は明和7年(1770年)建立、間口12尺の切妻造本瓦葺の四脚門。笈形付大瓶束に桁行の虹梁を差した妻飾り、冠木と唐居敷に軸を納める古式の扉、八双・四葉の金物を解説し、見学の要点と寺伝との年代の違いを紹介する。
常楽寺鐘楼は宝暦4年(1754年)建立、石積の基壇に建つ切妻造本瓦葺の鐘楼。四方転びの柱、虹梁につくった頭貫、蟇股の組物と妻飾り、棟木下の虹梁に吊る梵鐘など、8.4平方メートルの小さな建物に凝らした細部を紹介する。
常楽寺本堂は元禄5年(1692年)建立、桁行19メートル・梁間17メートルの入母屋造本瓦葺の浄土宗本堂。凸形の内陣と格天井の花鳥画、享保7年増築の唐破風の本玄関が見どころ。建物の外観は境内から見学できる。
常楽寺薬師堂は文久2年(1862年)建立、方2間の宝形造・銅板葺の小堂で、常楽寺の4棟でもっとも新しい。三方の縁、出三斗と蟇股の組物、格子戸と開戸を使い分けた正面を紹介し、寺伝との年代の違いにも触れる。
真宗大谷派姫路船場別院本徳寺行在所は兵庫県姫路市地内町にある江戸時代末期の御殿で、登録有形文化財。明治天皇の行在所となった寺院付属の住宅建築で、中心の玉座の間に付書院と天袋・違棚を配した奇抜な座敷飾りをもつ。
出雲往来千本宿の本陣をつとめた大庄屋・内海家の主屋。江戸後期の木造平屋建で、南面には入母屋屋根の式台玄関が突き出し、屋根は全体を本瓦葺とする。平成16年登録の有形文化財で、現在は18代当主の料理店として内部に入れる。
たつの市新宮町千本、旧街道の出雲往来に正面を向ける江戸後期の長屋門。中央に表門を開き、西寄りに畳敷の八畳間、東寄りに板敷の男部屋を設ける。屋根は入母屋造桟瓦葺。平成16年に国の登録有形文化財となり、外観は公道から見学できる。
大信寺本堂は兵庫県加西市北条町北条の大信寺にある弘化2年(1845年)の本堂で、登録有形文化財。入母屋造・銅板葺の三間堂で一間の向拝を付け、中備に皿斗付きの出三斗を飾る。外陣・内陣・脇陣の標準的な浄土宗本堂で、幕末らしい内部をもつ。
兵庫県加西市北条町横尾に建つ高井家住宅主屋は、嘉永4年(1851年)建築の町家。桁行6間半、建築面積139平方メートル。つし2階の虫籠窓と1階の出格子が塗屋造の正面をつくり、平成18年に登録有形文化財となった。
尼崎市西昆陽の田近家住宅で敷地西辺の北端に建つ江戸後期の土蔵。2階建ての道具蔵に棟を低くした平屋の油蔵が続き、石積基礎の上に竪板を高く張り上部を漆喰で仕上げる。田近家住宅の登録5棟で最も古く、蔵の並びの起点となる。
長田神社出雲大社は神戸市の長田神社で西楽所の西に建つ江戸後期の末社。主祭神の父神・大国主神を祀り、神社は出雲社と呼ぶ。昭和3年(1928年)に移築され、奥行きの深い平面で棟に千木と勝男木を載せる。登録有形文化財。
長田神社月読社は神戸市の長田神社で拝殿の東に建つ江戸後期の末社。大正13年の火災を免れ、昭和3年(1928年)に石積基壇へ移築されて丹塗となった。月読神を祀り、仲秋に祭りと観月茶会がある。登録有形文化財。
長田神社蛭子社は神戸市の長田神社で拝殿の西に建つ江戸後期の末社。読みは「ひるこしゃ」で、恵比須とも呼ばれる蛭子神を祀る。昭和3年(1928年)に移築され丹塗とされた。1月10日に祭りがある登録有形文化財。
長田神社松尾社は神戸市の長田神社で拝殿向拝の東に建つ江戸後期の末社。火災前は覆舎の中にあり、昭和3年(1928年)の移築で石積基壇上の亀腹に載せられた。山の神の大山咋神と春日大神を祀り、4月2日に祭りがある登録有形文化財。
丹波篠山市大山上の西尾家住宅で主屋の東南に建つ江戸時代後期の酒蔵。桁行11間の仕込蔵を中心に、北へ棟を落として旧麹蔵の物置を続ける。土蔵ギャラリーとともに敷地の東面に長大な酒蔵の景観をつくる酒造場の中核施設。
丹波篠山市大山上の西尾家住宅で旧山陰道に北面して建つ享保18年(1733年)の主屋。片入母屋造の主体部に東の土間と西の座敷を配し、北西に10畳の座敷部が角屋状に張り出す。登録11件のなかで最も古い建物。
丹波篠山市大山上の西尾家住宅で主屋座敷の西に建つ文政3年(1820年)の茶室。3畳の水屋と6畳の茶室から成り、鴨居を渡して4畳半としても使える。主屋とは渡り縁でつながり、造形の規範として登録有形文化財になった。
丹波篠山市大山上の西尾家住宅で屋敷地の北東隅に建つ江戸時代後期の離れ。旧山陰道に沿う東西棟の平屋で、南面に下屋、西側を落棟とし、主屋とのあいだに通用門を開く。主屋の玄関前の庭を構成する江戸時代後期の建物の一つ。
丹波篠山市大山上の西尾家住宅で主屋の西、茶室の南に建つ江戸時代後期の土蔵。構造上は別々の二つの蔵を置屋根形式の一つの屋根で覆い、東面の土庇の下に戸口を二つ並べて開く。造形の規範として登録有形文化財になった。
丹波篠山市大山上の西尾家住宅で旧山陰道に沿って屋敷の北辺を区切る江戸時代後期の門と塀。主屋の座敷から茶室まで折れ曲がって延び、北面は腰板張の真壁造に桟瓦葺、東面は銅板葺として前庭門を開く。街道景観を担う門塀。