縄文
Jōmon縄文時代(14,000 – 300 BCE)の日本の文化財を一覧で閲覧できます。都道府県・種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
埼玉県さいたま市岩槻区城南の縄文時代後期から晩期の集落遺跡。径約150メートルの環状貝塚と、綾瀬川の小支谷へ下る低湿地に広がる泥炭層遺跡からなる。昭和50年(1975年)7月19日指定の国指定史跡である。
山梨県南アルプス市野牛島にある縄文時代中期の出土品である。員数の欄は「一括」で数を示しておらず、内訳の合計と市の数え方とが3点だけ違っている。平成7年(1995年)に重要文化財へ指定された一括である。
青森県弘前市の市立博物館が保管する縄文時代の土製品1点である。同じ物が文化遺産オンラインに二つの記録として載っている。ふりがなも濁点一つ違い、平成23年(2011年)に重要文化財へ指定された1点である。
青森県八戸市にある縄文時代後期後半の土偶1箇で、縄文時代のうちに天然アスファルトで割れた部分を接着修理された跡が残っている。所有は八戸市である。平成21年(2009年)に国宝へと指定された1箇である。
東京都台東区上野公園の博物館が保管する縄文時代の土偶1箇である。名称に斜線で出土地が続くが、ふりがなの欄は「どぐう」のみである。宮城県から出土し、昭和56年(1981年)に重要文化財へ指定された1箇。
北海道函館市臼尻町にある縄文時代の土偶1箇である。両足を併行して立つ形状でありながら、自立しないと記録されている。昭和54年に重要文化財、平成19年(2007年)に国宝へと指定された1箇の資料である。
十日町市の笹山遺跡で出土した縄文時代中期の深鉢形土器57点。火焔型土器を中心とする一群で、平成11年に縄文土器として初めて国宝に指定された。指定番号1は「縄文土器の白眉」と呼ばれ、十日町市博物館で公開。
沖縄県北谷町にある伊礼原遺跡は、縄文時代早期からグスク時代まで約7,000年にわたって人々が暮らし続けた国指定史跡。湧水「ウーチヌカー」を中心に、低湿地区の良好な保存環境から木製の笊や櫛、新潟県産ヒスイ、九州産黒曜石などが出土し、南島の縄文文化と日本本土との交流を物語る。2025年に遺跡公園として一般公開が始まり、隣接する北谷町立博物館とともに体験型の歴史学習拠点となっている。
岐阜県高山市片野町の糠塚遺跡から出土した、縄文時代前期後半の浅鉢形土器(大小二点)。昭和63年に国の重要文化財に指定された本資料は、扁平な円盤状の独特な器形と精緻な文様、口縁部にめぐる小円孔を特徴とし、東日本縄文文化の伝播を今に伝えます。飛騨高山まちの博物館で出会える、五千年前の祈りと交流の証をご紹介します。
青森県亀ヶ岡遺跡から出土したと伝わる、長さ9センチの完形の硬玉(翡翠)製磨製石斧。1973年に重要文化財に指定された本品は、宮城県多賀城市の東北歴史博物館に収蔵されています。糸魚川から津軽へ、縄文時代の広域交易と高度な研磨技術、そして祭祀の精神を今に伝える希少な一品です。
群馬県みなかみ町の山あいに、昭和10年と昭和12年に発見された二つの縄文時代の敷石住居跡が残る。河原石を敷いた床と石囲いの炉、地中に埋められた甕形土器が見どころで、覆屋の窓から見学できる国の史跡である。
埼玉県後谷遺跡出土品は、桶川市の後谷遺跡から出土した縄文時代後期から晩期の出土品645点で、平成23年に重要文化財に指定された。赤彩や漆が残る土製の耳飾や赤漆塗りの櫛、弓などの木製品が特徴である。
土偶/山形県西ノ前遺跡出土は、山形県舟形町の西ノ前遺跡から出土した縄文時代中期の土偶で、平成24年に国宝に指定された。高さ45センチの現存最大級の土偶で、「縄文の女神」と呼ばれ、山形県立博物館で常設展示されている。
新潟県見附市の耳取山に広がる国史跡。縄文時代の中期・後期・晩期という三つの時期のムラが一つの丘に折り重なり、後期には直径18mの広場をもつ環状集落が営まれた。県内最大級のヒスイ製大珠も出土し、北陸の縄文研究を支えてきた遺跡である。
新潟県十日町市と津南町にまたがる本ノ木・田沢遺跡群は、信濃川と清津川の合流点付近に位置する縄文時代草創期の国指定史跡です。本ノ木遺跡・田沢遺跡・壬遺跡の三遺跡から成り、約15,000年前から12,500年前にかけての石器・土器が連続的に出土。旧石器時代から縄文時代への大きな転換と、晩氷期の環境変化への人類の適応を、コンパクトな範囲で明瞭に伝える稀有な遺跡群です。
長岡市立科学博物館が所蔵する室谷洞窟遺跡の出土品1402点。縄文草創期の薄手で隅丸方形の平底土器や、県内最古となる成人女性の屈葬人骨を含む。平成12年に重要文化財へ指定された、縄文文化の幕開けを示す貴重な一括資料を紹介する。
信濃川中流の河岸段丘から出土した一千点超の槍先形尖頭器と初源の縄文土器。旧石器と縄文の境界を問うた「本ノ木論争」の舞台となった、縄文時代草創期の貴重な資料群を、新潟県津南町の体験施設なじょもんとあわせて紹介します。
新潟県元屋敷遺跡出土品は、村上市の奥三面ダム建設に伴い発掘された元屋敷遺跡の縄文時代後期・晩期を主とする1718点で、平成27年(2015年)に重要文化財となった。環状注口土器や土偶などを縄文の里・朝日で公開している。
千葉市の台地に並ぶ二つの環状貝塚は、上空から8字形に見える国内最大級の縄文集落跡。約2000年営まれ、貝のカルシウムが土壌を中和したため人骨や埋葬犬の骨もよく残る。加曽利E式・B式土器の標式遺跡で、2017年に貝塚初の特別史跡となった。
松戸市の幸田貝塚から出土した縄文時代前期前半の遺物一括266点。平成6年に国の重要文化財に指定。注口付き深鉢や羽状縄文の土器、玦状耳飾、イノシシ牙製垂飾などを含み、約6000年前の集落の暮らしを具体的に残す。松戸市立博物館蔵。