明治
Meiji明治時代(1868 – 1912)の日本の文化財を一覧で閲覧できます。都道府県・種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
和歌山県海南市沖野々の高台に建つ法然寺本堂は、明治9年建立の入母屋造五間堂。内陣と外陣を隔てる虹梁の上に龍の彫刻が横溢し、令和6年12月に国の登録有形文化財となった。文治3年に法然上人が開いたと伝わる寺である。
みそや別館上蔵及び離れ座敷は和歌山県橋本市橋本のみそや別館の主屋の背後に建つ明治時代中期の建物で、登録有形文化財。屋号を塗り込んだ観音開きの土戸を釣る妻入の道具蔵と、西の数寄屋風の離れ座敷を巧みに一体化し、屋敷の背後を整える。
みそや別館主屋は和歌山県橋本市橋本の伊勢街道に南面して建つ明治17年(1884年)の呉服店の主屋で、登録有形文化財。屋根をコの字型に架けて中庭をとる表屋造風で、緩い起り屋根や虫籠窓風の2階の窓が京風町家の外観をつくる。
山本家住宅石塀は海南市阪井の山本家住宅の南面東半を国道370号に沿って画す、明治39年(1906年)頃の石塀。和歌山産の緑泥片岩系の青石を人頭大の乱石積みとし、延長18メートル余、高さ1.8メートル。平成19年に登録された。
山本家住宅門は海南市阪井の山本家住宅にある明治39年(1906年)頃の腕木門。間口4尺で、切妻屋根を和歌山特有の丸桟瓦で葺き、1枚板の門扉を両開きとする。黒漆喰の袖塀が青石の石塀に続く。平成19年に登録有形文化財となった。
和歌山県日高町原谷、鹿ヶ瀬峠を下った熊野古道紀伊路沿いに建つ明治後期の離座敷。四室を田の字型にとり、栂の四方柾の柱とガラス障子を建てた広縁、意匠を凝らした欄間が残る。楠本家が賓客を迎えた建物で、令和3年に国の登録有形文化財となった。
和歌山市和歌浦中の明光通りに東面する和田家住宅主屋は、明治36年建築の木造二階建商家。起りのある入母屋造本瓦葺、一階の連続する出格子、二階の黒漆喰壁と額縁付格子窓を残し、平成19年に登録有形文化財となった。
和歌山市和歌浦中の和田家住宅土蔵は、明治38年頃建築の土蔵造二階建。南北棟の切妻造本瓦葺で、東面に庇付の扉口を開き、小屋は地棟に登梁を架ける。漆喰壁の腰を縦板と鉄板で保護し、平成19年に登録有形文化財となった。
和歌山市和歌浦中の和田家住宅塀は、明治38年頃築造の土塀。土蔵の南に17メートル、北に折れて29メートル、総延長46メートルが延びる。青石と呼ばれる結晶片岩と瓦を積み、頂部に桟瓦を載せた高さ約2.3メートルの壁面である。