昭和
Shōwa昭和時代(1926 – 1989)の日本の文化財を一覧で閲覧できます。都道府県・種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
福島県会津若松市の向瀧客室棟(会議室、菊の間他)は、昭和10年頃に建てられた木造3階建の客室棟である。数寄屋風の客間と洋風の会議室が同じ棟に収まる。1996年に登録有形文化財となった。4棟で唯一の3階建である。
福島市成川の矢吹家住宅新蔵は、屋敷の南東隅に建つ昭和3年(1928年)の土蔵造2階建。置屋根に鉢巻をめぐらし軒先まで塗り込め、腰は海鼠壁、窓には掛子塗の戸を開く。内塀と外塀の起点となる蔵。2015年登録。
福島市成川の矢吹家住宅新座敷は、主屋の背面に接続する昭和初期の寄棟造の座敷棟。床と違棚を備えたキャクマとヒカエの8畳2室が透彫欄間で仕切られ、雨戸を主屋側に引き込むと後庭とひと続きになる。2015年登録。
福島市成川の矢吹家住宅外便所は、主屋の土間の東、味噌蔵の西に軒を接して建つ昭和初期の便所棟。南半は三室の便房で西面に円窓を開け、北半は物置。真壁漆喰塗に腰板を張り、使用人用とみられる。2015年登録。
福島市成川の矢吹家住宅道具蔵及び木小屋は、屋敷東辺の北寄りに建つ昭和初期の平屋。南半の土蔵造の道具蔵と北半の板の間・木小屋を、通り側では海鼠壁と鉢巻で一連の長い土蔵に見せ、西側に下屋を通す。2015年登録。
福島市成川の矢吹家住宅庭門及び内塀は、屋敷の内側で前庭・主庭・中庭・後庭を区切る昭和初期の門と塀。庭門は軸部から軒まで丸太で組んだ間口1.6mの腕木門、塀は外側板張・内側杉皮張で総延長28m。2015年登録。
福島市成川の矢吹家住宅味噌蔵は、屋敷東辺の表門と道具蔵の間に建つ昭和初期の土蔵。2階建の味噌蔵に平屋の座敷部と北端の小門が付き、通り沿いを一連の海鼠壁で仕上げて街路の景観に変化を与える。2015年登録。
福島市成川の矢吹家住宅南門及び外塀は、屋敷の南辺を区切る昭和初期の門塀。南門は袖塀を斜めに付けた間口2.7mの腕木門、外塀は総延長40mで腰を簓子下見板張、上を漆喰とし、重厚な東辺と趣を変える。2015年登録。
若喜商店店舗は喜多方市の味噌醤油醸造元が昭和6年(1931年)に建てた木造2階建の洋風店舗。本間嘉平の設計で、陸屋根とタイル張りの外壁、八角の小窓が蔵の町で際立つ。登録有形文化財で、営業中は無料で入れる。
兵庫県姫路市の書写山上に建つ円教寺の中心仏堂。大正10年の焼失後、建築家武田五一の設計によって昭和8年に再建され、令和6年に重要文化財に指定された。桁行21.9メートル、懸造で急斜面に大きく張り出している。
阿江家住宅内蔵は加東市下滝野の昭和23年頃の土蔵造2階建の蔵。主屋東棟の北に接続する4.9メートル四方の蔵で、正面だけを海鼠壁とし、北面に丸窓を二つ開ける。観音扉と土戸を黒漆喰で塗った丁寧な造りの蔵である。
阿江家住宅米蔵は加東市下滝野の昭和23年頃の土蔵造平屋建の蔵。道具蔵の西にほぼ同規模・同形式で南面し、下屋と大振りの袖壁を備えて軒先まで漆喰で塗り込める。2棟が並ぶ景観が評価され2021年に登録された。
阿江家住宅主屋北西棟は加東市下滝野の昭和23年頃の平屋。主屋から廊下で渡る和室4室の棟で、田の字に部屋を組む。高い軒の下に持送りで受ける小庇をめぐらせ、板張の外壁に小壁と軒付壁だけ色土壁を塗る外観が独特。
阿江家住宅主屋南・東棟は加東市下滝野の昭和23年頃の木造平屋建の主屋。西向きの玄関から応接間・客間・茶の間・台所を一列に並べ、北へ和室と仏間を折り曲げる。地松の良材と部屋ごとに変わる格天井が見どころ。
阿江家住宅道具蔵は加東市下滝野の昭和23年頃の土蔵造平屋建の蔵。主屋の北に南面し、正面に下屋、脇に大振りの袖壁を設けて軒先まで漆喰で塗り込める。文化庁が火災の教訓を踏まえたと評する外観で、2021年に登録。
阿江ハンカチーフ旧寄宿舎は加東市下滝野の昭和30年頃の木造2階建の寄宿舎。桁行22メートルの切妻造で、1・2階に10畳を4室ずつ並べる。モルタル仕上げの外壁と円柱の玄関をもち、織物工場の工員の暮らしを伝える。
阿江ハンカチーフ旧食堂は加東市下滝野の昭和30年頃の木造平屋建の食堂。旧寄宿舎の北西に東西棟で建ち、桁行11メートルの切妻造桟瓦葺で、外壁はペンキ塗りの下見板張。内部は改装されたが瓦など外観がよく残る。
阿江ハンカチーフ旧製品倉庫は加東市下滝野の昭和23年頃の木造2階建の倉庫。東側敷地の北西角で道路に面し、切妻造の正面に下屋を付ける。鉄板張の両開扉と2階南北の鉄格子窓、キングポストトラスの小屋組が残る。
阿江ハンカチーフ検反場二は加東市下滝野の昭和30年頃の木造平屋建の検反場。西側敷地の門の北に南面して建つ34平方メートルの小屋で、トラス組の片流れ屋根、下見板張の外壁、ペンキ塗りの内壁と採光窓がよく残る。
明石市立天文科学館は兵庫県明石市人丸町にある昭和35年(1960年)の鉄筋コンクリート造の科学館で、登録有形文化財。円形プラネタリウムを含む展示棟と高さ53メートルの高塔からなり、大時計が日本標準時を刻む。