歓喜院閼伽井堂とは
歓喜院閼伽井堂は、埼玉県熊谷市妻沼の妻沼聖天山歓喜院にある江戸時代後期(1751〜1830年)建築の井戸の堂で、平成29年(2017年)5月2日に登録有形文化財(建造物)として登録された。読みは「かんぎいんあかいどう」。
歓喜院閼伽井堂は境内の仁王門の南に東を向いて建つ。文化庁の記録では、木造平屋建、銅板葺、建築面積15平方メートルである。
屋根は入母屋造の銅板葺。平面は、中央に井戸を据えた方3メートルの土間と、水天宮を祀る一室からなる。閼伽井は仏に供える水を汲む井戸のことである。
登録の理由と価値
歓喜院閼伽井堂の登録番号は11-0162で、境内の9件と同じ日に登録された。登録基準は「国土の歴史的景観に寄与しているもの」である。
文化庁は、小規模ながら上質の設えを見せると評している。井戸を守る実用の小堂でありながら、部材に精緻な彫刻を施した点が評価されている。
見どころ
木柵で開いた井戸まわり
井戸のまわりは木柵を建て込んだだけの開放的なつくりで、外から井戸の位置が分かる。隣の一室には水天宮が祀られている。
虹梁・木鼻・支輪の彫刻
虹梁や木鼻、支輪に精緻な彫刻を施す。15平方メートルの小堂だが、細部を近くで見ると手のかかった仕事が分かる。
見学方法
歓喜院閼伽井堂は仁王門の南、境内にあり、外観を見ることができる。境内は常時開放で無料である。井戸のある土間は木柵で囲われているので、中に立ち入らないこと。
Q&A
- 歓喜院閼伽井堂は見学できますか。
- 歓喜院閼伽井堂は仁王門の南、境内にあり、外観を見ることができる。境内は常時開放で無料である。井戸のある土間は木柵で囲われているので、中に立ち入らないこと。
- 歓喜院閼伽井堂はいつ建てられ、いつ登録有形文化財になりましたか。
- 江戸時代後期(1751〜1830年)建築の井戸の堂で、平成29年(2017年)5月2日に登録されました。登録番号は11-0162です。
- 歓喜院閼伽井堂の構造と規模は。
- 木造平屋建、銅板葺、建築面積15平方メートルです。
- 歓喜院閼伽井堂には何が祀られていますか。
- 井戸の土間の隣の一室に水天宮が祀られています。
- 閼伽井とは何ですか。
- 仏に供える水(閼伽)を汲む井戸のことです。歓喜院閼伽井堂は、その井戸を覆う堂です。
基本情報
| 名称 | 歓喜院閼伽井堂(かんぎいんあかいどう) |
|---|---|
| 所在地 | 埼玉県熊谷市妻沼1511 |
| 指定区分 | 登録有形文化財(建造物) |
| 指定年 | 平成29年(2017年)5月2日登録 |
| 員数 | 1棟 |
| 寸法 | 木造平屋建、銅板葺、建築面積15平方メートル |
| 所有者 | 宗教法人歓喜院 |
| 公開状況 | 境内は常時開放・無料(外観の見学) |
参考文献
- 国指定文化財等データベース 歓喜院閼伽井堂(文化庁)
- https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00011451
- 文化遺産オンライン 歓喜院閼伽井堂(文化庁)
- https://bunka.nii.ac.jp/heritages/detail/300429
- 熊谷市の観光素材(埼玉県)
- https://www.pref.saitama.lg.jp/soshiki/b0110/hokubutiikinogaiyou/gunmadc-kankousozai-kumagaya.html
最終更新日: 2026.10.01