歓喜院平和の塔とは
歓喜院平和の塔は、埼玉県熊谷市妻沼の妻沼聖天山歓喜院にある昭和33年(1958年)建立の木造多宝塔で、平成29年(2017年)5月2日に登録有形文化財(建造物)として登録された。読みは「かんぎいんへいわのとう」。
歓喜院平和の塔は境内の境内北方の小高い場所に建つ。文化庁の記録では、木造多宝塔、銅板葺、建築面積17平方メートルである。
戦没者の供養と世界の恒久平和を祈って建てられた。総欅造の多宝塔である。
登録の理由と価値
歓喜院平和の塔の登録番号は11-0168で、境内の9件と同じ日に登録された。登録基準は「国土の歴史的景観に寄与しているもの」である。
文化庁は、第二次世界大戦後の記念碑的な多宝塔の好例と評している。戦後に建てられた木造塔が、伝統的な組物と軒の構成を守っている点が評価の中心にある。
見どころ
上下で異なる組物と軒
下層の組物は出組で、軒は二軒の繁垂木とする。上層は三手先の組物で、軒は二軒の扇垂木とする。上下の層で組物と垂木の並べ方を変えている。
復古的な細部
蟇股などの細部には復古的な特徴が見られる。昭和中期の建物でありながら、古い時代の意匠に倣った形をとる。
見学方法
歓喜院平和の塔は境内北方の小高い場所にあり、外観を見ることができる。境内は常時開放で無料である。塔の内部の公開についての案内はない。
Q&A
- 歓喜院平和の塔は見学できますか。
- 歓喜院平和の塔は境内北方の小高い場所にあり、外観を見ることができる。境内は常時開放で無料である。塔の内部の公開についての案内はない。
- 歓喜院平和の塔はいつ建てられ、いつ登録有形文化財になりましたか。
- 昭和33年(1958年)建立の木造多宝塔で、平成29年(2017年)5月2日に登録されました。登録番号は11-0168です。
- 歓喜院平和の塔の構造と規模は。
- 木造多宝塔、銅板葺、建築面積17平方メートルです。
- 歓喜院平和の塔は何のために建てられたのですか。
- 戦没者の供養と世界の恒久平和を祈願して建てられました。
- 歓喜院平和の塔の構造の特徴は。
- 総欅造の木造多宝塔で、下層は出組・二軒繁垂木、上層は三手先・二軒扇垂木とします。
基本情報
| 名称 | 歓喜院平和の塔(かんぎいんへいわのとう) |
|---|---|
| 所在地 | 埼玉県熊谷市妻沼1511 |
| 指定区分 | 登録有形文化財(建造物) |
| 指定年 | 平成29年(2017年)5月2日登録 |
| 員数 | 1棟 |
| 寸法 | 木造多宝塔、銅板葺、建築面積17平方メートル |
| 所有者 | 宗教法人歓喜院 |
| 公開状況 | 境内は常時開放・無料(外観の見学) |
参考文献
- 国指定文化財等データベース 歓喜院平和の塔(文化庁)
- https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00011457
- 文化遺産オンライン 歓喜院平和の塔(文化庁)
- https://bunka.nii.ac.jp/heritages/detail/289343
- 熊谷市の観光素材(埼玉県)
- https://www.pref.saitama.lg.jp/soshiki/b0110/hokubutiikinogaiyou/gunmadc-kankousozai-kumagaya.html
最終更新日: 2026.10.01