愛知県の登録有形文化財
愛知県 · 登録有形文化財
蓮教寺本堂前の参道に建つ四脚門。文化九年(一八一二)の建立で、大瓶束や木鼻に意匠を凝らした彫刻を施し、約二十三メートルの漆喰の脇塀が矩折れに続く。近くの庫裏とは対照的な華やかさをもつ登録有形文化財。
蓮教寺本堂の背面に廊下で連なる書院。文化九年(一八一二)の建立で、上段の間に付書院と格天井を備え、二方に広縁をめぐらせる。造形の規範として平成二十九年に登録された上質な書院造の一例。
名古屋市名東区高針の丘の上に建つ蓮教寺鐘楼は、明治15年(1882年)に建立された小さくも優美な木造建築です。入母屋造本瓦葺の屋根、四方転びの丸柱、折上小組格天井、そして妻飾りの亀の彫刻など、随所に職人の技が光ります。2017年に国の登録有形文化財に登録されました。千年の歴史を持つ蓮教寺の境内で、明治の意匠と近代寺院建築の魅力を心ゆくまでお楽しみください。
名古屋市名東区高針の閑静な丘陵地に佇む蓮教寺本堂は、宝暦8年(1758年)に建立された真宗高田派寺院の中心堂宇です。寄棟造本瓦葺、桁行五間・梁間五間の堂々たる規模を誇り、玄関上部の太鼓楼や典型的な真宗本堂平面を上質な造りで今に伝えます。平成29年(2017年)に国の登録有形文化財に登録され、書院・庫裏・鐘楼・山門と合わせて、江戸時代の真宗寺院の伽藍構成を市街地のなかに豊かに残す貴重な史跡です。
阿久比町植大の蓮慶寺境内、南東隅に東面して建つ大門。明治二十九年(一八九六)の四脚門で、実肘木拳鼻付平三斗の詰組が柱間を埋めるように密に連なる。規模も大きい平成二十五年登録の有形文化財。
愛知県阿久比町の真宗大谷派寺院・蓮慶寺の境内南東隅に立つ「蓮慶寺土塀」は、昭和26年(1951年)に大門と一体的に整えられた木造・瓦葺の塀で、平成25年に国の登録有形文化財に登録されました。布石積の基礎、竪板張の腰、漆喰塗の上部、桟瓦葺の屋根が美しく調和し、伝統的な日本建築の意匠を今に伝えます。
愛知県知多郡阿久比町に佇む蓮慶寺本堂は、文化八年(一八一一)に名工集団「横松大工」の手で建立された大規模な真宗大谷派の本堂で、平成二十五年に国の登録有形文化財に登録されました。四本柱の三向拝、外陣の丸柱、内陣の二重折上げ格天井など同時代の本堂には珍しい意匠を備え、二百年を超える歴史と職人技を今に伝えています。観光地化されていない静かな名刹を訪ねる旅へ。