永住寺開山堂及び位牌堂とは

永住寺開山堂及び位牌堂は、愛知県新城市字裏野の曹洞宗寺院、永住寺に明治26年(1893年)に建てられた建物で、令和元年(2019年)12月5日に国の登録有形文化財に登録された。読みは「えいじゅうじかいさんどうおよびいはいどう」、登録番号は23-0537である。文化庁の記録では、木造平屋建、瓦葺で、建築面積は107平方メートル。

登録の理由と価値

永住寺開山堂及び位牌堂は「造形の規範となっているもの」として登録された。文化庁の解説によれば、本堂の北背後に続く切妻造の南北棟に、開山堂と位牌堂を収める。前方の開山堂は奥行2間で、前面の円柱の間に虹梁形の鴨居を渡し、仏壇の前には3連の虹梁を架ける。

仏壇は中央間に花頭口を設けて仏龕を張り出す。続く位牌堂は奥行7間で、東西両側に位牌壇を設け、高窓を開く(文化庁)。

見どころ

開山堂の仏壇まわりに注目したい。新城市によれば、床を位牌堂より高めた9畳敷で格天井を張り、仏壇上部には2本の丸柱の間に3スパンの虹梁を渡し、出組の組物を置く。

位牌堂は東西に位牌壇を並べ、高窓から光を採る(文化庁)。本堂の内陣の奥から続く配置にも注目したい。

見学について

伽藍全体の構成と問い合わせ先は永住寺のページにまとめてある。見学の条件についての公的な案内は見当たらない。

Q&A

Q永住寺開山堂及び位牌堂はいつ建てられましたか?
A明治26年(1893年)の建築です。
Q登録有形文化財になったのはいつですか?
A令和元年(2019年)12月5日に登録されました。登録番号は23-0537です。
Q建物の構成は?
A本堂の北背後に続く切妻造の南北棟で、前方に奥行2間の開山堂、後方に奥行7間の位牌堂を収めます。
Q開山堂の仏壇の特徴は?
A中央間に花頭口を設けて仏龕を張り出し、前に3連の虹梁を架けています。
Q見学できますか?
A見学の条件についての公的な案内は見当たりません。

基本情報

名称永住寺開山堂及び位牌堂(えいじゅうじかいさんどうおよびいはいどう)
所在地愛知県新城市字裏野3(永住寺)
指定区分登録有形文化財(建造物)
指定年令和元年(2019年)12月5日登録(登録番号23-0537)
員数1棟
寸法木造平屋建、瓦葺、建築面積107平方メートル
所有者宗教法人永住寺
公開状況見学条件の案内なし

参考文献

永住寺開山堂及び位牌堂(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/bsys/maindetails/101/00013121
永住寺本堂ほか6棟(新城市)
https://www.city.shinshiro.lg.jp/kanko/minzokugeino/eijuji-hondo.html

最終更新日: 2026.10.05