永住寺鎮守殿とは

永住寺鎮守殿は、愛知県新城市字裏野の曹洞宗寺院、永住寺に大正15年(1926年)に建てられた建物で、令和5年(2023年)2月27日に国の登録有形文化財に登録された。読みは「えいじゅうじちんじゅでん」、登録番号は23-0585である。文化庁の記録では、木造平屋建、瓦葺で、建築面積は57平方メートル。

登録の理由と価値

永住寺鎮守殿は「国土の歴史的景観に寄与しているもの」として登録された。文化庁の解説によれば、曹洞宗寺院の伽藍の南西端に建ち、稲荷信仰と習合する吒枳尼天を祀る小堂である。入母屋造妻入、二軒半繁垂木で、正面に向拝を付ける。

内部は内陣と外陣を虹梁で分け、ともに格天井とし、内々陣の壇上に一間社流造の宮殿を置く。文化庁は、豊川稲荷に近い土地柄を示し、歴史的伽藍を構成する建物と評価している。

見どころ

内々陣の壇上に置かれた一間社流造の宮殿に注目したい。仏教寺院の伽藍のなかに神社形式の宮殿を祀る構成が、稲荷信仰と習合した吒枳尼天信仰を表している。

鎮守殿は前庭の西側に、北から衆寮、禅堂に続いて並ぶ(新城市)。伽藍のなかで最も新しい大正15年(1926年)の建物である。

見学について

伽藍全体の構成と問い合わせ先は永住寺のページにまとめてある。見学の条件についての公的な案内は見当たらない。

Q&A

Q永住寺鎮守殿はいつ建てられましたか?
A大正15年(1926年)の建築です。
Q登録有形文化財になったのはいつですか?
A令和5年(2023年)2月27日に登録されました。登録番号は23-0585です。
Q鎮守殿には何が祀られていますか?
A稲荷信仰と習合する吒枳尼天を祀っています。
Q鎮守殿の特徴は?
A入母屋造妻入で、内々陣の壇上に一間社流造の宮殿を置いています。
Q見学できますか?
A見学の条件についての公的な案内は見当たりません。

基本情報

名称永住寺鎮守殿(えいじゅうじちんじゅでん)
所在地愛知県新城市字裏野3(永住寺)
指定区分登録有形文化財(建造物)
指定年令和5年(2023年)2月27日登録(登録番号23-0585)
員数1棟
寸法木造平屋建、瓦葺、建築面積57平方メートル
所有者宗教法人永住寺
公開状況見学条件の案内なし

参考文献

永住寺鎮守殿(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/bsys/maindetails/101/00014486
永住寺本堂ほか6棟(新城市)
https://www.city.shinshiro.lg.jp/kanko/minzokugeino/eijuji-hondo.html

最終更新日: 2026.10.05