全国の登録有形文化財
全国の登録有形文化財を一覧で検索できます。都道府県、時代、カテゴリーで絞り込み、詳しい解説を読み、地図や旅行のヒントで訪問計画を立てましょう。
徳島県美馬市の寺町に建つ西教寺本堂は、安政五年(一八五八年)建立の登録有形文化財。桁行十四メートル、梁間十六メートルの浄土真宗本堂で、正面広縁を外陣と一体に扱う平面構成と、向拝を飾る龍虎の彫刻に注目したい。
徳島県つるぎ町貞光の中心部に佇む貞光劇場は、昭和7年(1932年)に建てられた木造の劇場建築です。当初は芝居小屋として開館し、戦後は映画館に転じて80年近く町の人々に親しまれてきました。切妻造銅板葺の屋根、横板張の外壁、正面の大スパンアーチ玄関、客席上部の格天井に残る往事の広告など、戦前の地方劇場の姿をよく伝える貴重な建築です。令和7年(2025年)8月6日に国の登録有形文化財に登録されました。二層うだつの町並みとあわせて巡るのがおすすめです。
徳島県板野町の地蔵寺経蔵は、四国霊場第五番札所に建つ文化7年(1810年)建立の土蔵造経蔵です。切石積基礎に漆喰壁、寄棟造本瓦葺で、堂内中央に八角の輪蔵を据えます。平成23年に国の登録有形文化財となりました。
徳島県板野町の地蔵寺五百羅漢堂は、地蔵寺の奥の院にあたる大正11年(1922年)再建の境内仏堂です。釈迦堂を中心に三棟をコの字形に配し、回廊の壇には約200体の等身大羅漢像が並びます。拝観料は200円です。
徳島県板野町の地蔵寺大師堂は、四国霊場第五番札所の境内に正徳年間(1711〜1716年)に建てられ、江戸末期に改修された仏堂です。唐破風の向拝、彫刻欄間、天女の鏡天井を備え、平成23年に登録有形文化財となりました。
徳島県板野町の地蔵寺不動堂は、四国霊場第五番札所の本堂北側に接して建つ江戸後期の仏堂です。内部は一室で中央に護摩壇を置き、二重虹梁大瓶束の妻面彫刻で知られます。平成23年に国の登録有形文化財となりました。
徳島県三好市井川町辻に残る島尾家住宅店舗兼主屋は、幕末から明治にかけて刻み煙草産業で栄えた辻地区の繁栄を伝える国登録有形文化財です。吉野川沿いの宿場町として発展した辻の歴史的町並みの中核をなす商家建築の魅力と、周辺の観光情報をご紹介します。
徳島県三好市井川町に残る島尾家住宅離れは、登録有形文化財に指定された伝統的な日本家屋です。祖谷渓周辺の山間部に息づく歴史的建造物の魅力と見どころをご紹介します。
千光院本堂は徳島県阿波市土成町に建つ真言宗醍醐派の本堂で、令和4年(2022年)に国登録有形文化財に指定されました。切妻造本瓦葺の凛とした姿と、四国八十八ヶ所霊場の里として知られる周辺の魅力を紹介します。
徳島市国府町に静かに佇む蔵珠院茶室は、2021年に国登録有形文化財に登録された江戸末期の数寄屋造の名建築。茶室二室・水屋・控室・上の間の五つの部屋に多様な銘木をふんだんに使い、部屋ごとに趣を変えた上質な意匠が凝縮されています。平安時代開創の古刹の境内で、四国八十八箇所の札所群と合わせて巡りたい穴場の歴史スポットです。
徳島市国府町・蔵珠院に伝わる「まい込み泉」は、西日本では類例稀な螺旋通路付きの井戸。江戸時代末期に築かれ、令和3年に国登録有形文化財となった貴重な水利遺産の歴史と魅力を、周辺の四国八十八箇所霊場とあわせてご紹介します。
徳島市東船場町に建つ高原ビルは、昭和7年(1932年)に竣工した鉄筋コンクリート造3階建ての洋風建築です。「名古屋をつくった建築家」鈴木禎次の設計によるスクラッチタイルの外壁とロマネスク風装飾が特徴で、1945年の徳島大空襲をドイツ製防火窓ガラスのおかげで生き延びた「戦禍の生き証人」として、平成9年に国の登録有形文化財に登録されています。
徳島県美馬郡つるぎ町に残る竹屋敷堂は、端四国八十八箇所霊場第35番札所として知られる国登録有形文化財です。大正時代に建てられた宝形造の三間堂は、地域の巡礼信仰の歴史を今に伝えています。
徳島県小松島市の四国八十八ヶ所霊場第19番札所・立江寺の境内に建つ多宝塔。大正12年(1923年)に建立された木造二層塔で、伝統的な多宝塔の様式を忠実に受け継ぎながら、精緻な彫刻や折上格天井など近代ならではの装飾が施された名建築です。2024年に国の登録有形文化財に登録されました。
徳島県三好市の秘境・祖谷渓に佇む篪庵(ちいおり)は、江戸時代中期に建てられた築約300年の茅葺き古民家で、国の登録有形文化財です。アメリカ人東洋文化研究者アレックス・カー氏が1973年に購入・修復し、「笛の家」と名付けたこの建物は、現在は一棟貸しの宿泊施設として、日本の失われゆく農村文化を体感できる特別な場所となっています。
徳島県阿南市椿町に鎮座する椿八幡神社本殿は、安政3年(1856年)に建立された国登録有形文化財です。建築面積わずか4.7㎡ながら、尾垂木付二手先の詰組や二重虹梁の妻飾り、精緻な彫刻装飾など、大規模社寺に匹敵する高度な技法が凝縮された社殿建築。四国最東端の蒲生田岬にもほど近い、海辺の静かな集落に佇む隠れた文化財です。
徳島市の城北高校にある人形会館は、昭和40年に建てられた本格的な芝居小屋。海鼠壁と朱塗の高欄が特徴で、二段の舞台や葡萄棚、升席を備え、昭和31年創設の民芸部が阿波人形浄瑠璃を受け継ぐ拠点となっている。
大正15年、徳島市初の近代水道の取水施設として完成。鉄筋コンクリート造の箱形の井に方形の上屋をかけ、煉瓦と花崗岩でポンプ場と意匠を揃える。建築面積21㎡ほどの、水道の起点を今に残す小さな一棟である。
大正15年、徳島市初の近代水道の一部として完成。三棟のうち唯一の円形の上屋をもち、入口の浮き彫り、壁面の柱型、窓上の枠石など、共通様式のなかで独自の意匠が刻まれた高さ約5.1mの一棟。
大正15年、徳島市初の近代水道の中枢として中島鋭治の設計で完成。イギリス積みの赤煉瓦に花崗岩を配し、入口には市章と栗の浮き彫りを施す。近代水道百選に選ばれ、県内初の登録有形文化財となった建物。