全国の登録有形文化財
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徳島県阿南市、太龍寺の本坊から本堂へ上る石段の途中に東面する明治36年(1903年)の楼門。上層に梵鐘を吊り、その正背面中央間に花頭窓を開く。下層に門扉を持たない九棟で最も新しい建物。平成25年に登録有形文化財。
徳島県阿南市、太龍寺境内の北西方に東面する明治10年(1877年)の仏堂。西に並ぶ御影堂を礼拝するための拝殿で、方三間に向拝一間を付け、虹梁や欄間に瑞獣や波紋の彫刻を密に施す。平成25年に登録有形文化財となった。
徳島県阿南市、太龍寺本堂の北側の高台に建つ文久元年(1861年)の塔。下層は方三間で組物を出組とし、上層は円形平面で四手先とし二軒扇垂木を受ける。四天柱内は折上格天井。平成25年に登録有形文化財となった。
徳島県阿南市、太龍寺境内の東端に東面する文化3年(1806年)の門。三間一戸八脚門で間口7.7メートル、九棟で最も古い。中央間に絵様を彫った虹梁を架け、両脇間の後方に仁王像を安置する。平成25年に登録有形文化財。
徳島県阿南市、太龍寺境内の西方に南面する嘉永5年(1852年)の仏堂。五間堂の規模ながら正面のみ柱間を広くとって三間に割り、内部は三間四方を内陣、前一間を広い外陣とする。平成25年に登録有形文化財となった。
徳島県阿南市、太龍寺境内の東方に建つ明治28年(1895年)の建物。東半の方丈と西半の庫裏を唐破風屋根の式台玄関でつなぐ、九棟で最大の944平方メートル。方丈は九間取で中央を持仏堂とする。平成25年に登録有形文化財。
徳島県阿南市、太龍寺境内の北西方、大師堂の西に東面する明治11年(1878年)の堂。建築面積16平方メートルは九棟で最小ながら、円柱に出三斗を組み二軒扇垂木とする。平成25年に登録有形文化財となった。
徳島県阿南市、太龍寺境内の東方に西面する安政3年(1856年)の経蔵。六角の外殻の内側に禅宗様の八角輪蔵を据え、極彩色と錺金具で飾る。内部に版木刷りの一切経を収蔵する。平成25年に登録有形文化財となった。
高橋家住宅藍寝床(東納屋)は徳島市南矢三町の屋敷の南東隅に建つ明治初期の木造2階建の藍製造の建物。南と西に広い作業用の庇を張り、外壁は下見板張り。藍製造農家の屋敷構えを示す棟として平成11年に登録された。
高橋家住宅表門は徳島市南矢三町の藍製造農家の正面中央に立つ明治20年代の木造一間薬医門。境界から少し引き込んで建つ武家風の門で、もと徳島藩士という家の出自を示す。平成11年に登録有形文化財となり、内部へは入れない。
高橋家住宅蔵は徳島市南矢三町の屋敷の北西隅に建つ明治初期の土蔵造、平入の土蔵で、藍の製造用に使われた。石積みの高い基礎、少ない小窓、腰下の板張りが西納屋とよく似る。階数の記載に食い違いがある。平成11年登録。
高橋家住宅主屋は徳島市南矢三町に建つ寛政11年(1799年)の民家。茅葺の主体部の四方に瓦葺の庇をめぐらす四方蓋の形式をもち、屋敷6件で唯一「造形の規範」として平成11年に登録有形文化財となった。内部は非公開。
高橋家住宅西納屋は徳島市南矢三町の屋敷の西境に長く延びる明治初期の土蔵造の藍製造用の建物。高く積んだ石の基礎と少ない小窓に藍製造施設の特徴が表れる。階数は資料により平屋と2階建の記載がある。平成11年登録。
高橋家住宅練塀は徳島市南矢三町の藍製造農家の正面を閉じる延長39.1メートルの瓦葺の塀。地元産の緑泥片岩などの小石を積み上げ上部を漆喰で仕上げた構法が評価され、平成11年に「再現容易でない」として登録された。
高原ビルは徳島県徳島市東船場町の通りに面して建つ昭和7年(1932年)の鉄筋コンクリート造のビルで、登録有形文化財。一部を塔屋風の3階建てとし、スクラッチタイルの外壁とパラペットの装飾をもつ、昭和初期の洋風の小規模なビルの好例である。
竹屋敷堂は徳島県美馬郡つるぎ町貞光にある大正元年(1912年)の木造平屋の堂で、登録有形文化財。端四国八十八箇所霊場の第35番札所で、宝形造・桟瓦葺の三間堂の三方を吹き放し、四方に縁を廻らせる簡素なつくりである。
立江寺多宝塔は徳島県小松島市立江町、四国霊場第十九番札所の立江寺にある大正12年(1923年)の多宝塔で、登録有形文化財。方三間の下層に円形の上層を載せ、四手先の組物や扇垂木、蟇股の彫刻で飾る近代の多宝塔である。
三好市井川町辻の立川家住宅内蔵は、主屋の背後の中庭の奥に建つ明治36年頃の土蔵造2階建。切妻造本瓦葺で、主屋側の腰を海鼠壁とし、主屋から延びる廊下を蔵前として扉口を開く。平成29年に国の登録有形文化財に登録された。
三好市井川町辻の立川家住宅蔵は、敷地の西端に建つ明治中期の土蔵造2階建。7.9m四方の正方形平面で、北面と東面に深い庇を出し、庇の上に並ぶ格子窓には水切瓦を付ける。平成29年に国の登録有形文化財に登録された。
三好市井川町辻の立川家住宅主屋は明治36年頃に建った刻み煙草商の町家。つし二階の切妻造桟瓦葺に袖卯建を備え、銘木を使った1階の座敷まわりが評価され、平成29年に造形の規範として国の登録有形文化財に登録された。