福岡県の史跡名勝天然記念物
福岡県 · 史跡名勝天然記念物
福岡県筑後市とみやま市にまたがり、矢部川の両岸約2.4キロに広がる船小屋ゲンジボタル発生地は、1941年に国の天然記念物に指定された九州唯一のホタル天然記念物です。船小屋温泉の歴史、隣接する新船小屋のクスノキ林、観賞のベストシーズンや訪問のマナーまで、矢部川の畔に灯るホタルの魅力を解説します。
福岡県古賀市の船原古墳は6世紀末から7世紀初頭の前方後円墳。墳丘の脇に並ぶ7基の土坑から、馬冑や玉虫装飾の杏葉など500点を超える馬具が未盗掘で見つかった。墳丘外への埋納は国内初の例で、2016年に古賀市初の国史跡に指定された。
福岡県太宰府市の北東にそびえる標高829メートルの宝満山。古代には遣唐使らが渡海の無事を祈り、中世には英彦山と結ぶ修験の行場として栄えた。山中には祭祀跡や坊跡が良好に残り、平成25年に国の史跡へ指定された。
福岡県筑紫野市の丘陵に残る前畑遺跡の土塁状遺構は、白村江の敗戦後に築かれた古代の土木構造物。版築で二段に積まれ、確認総延長は558メートル。古代大宰府の外郭線の一部とみられ、2025年に国史跡に指定された。
663年の白村江の敗戦後、唐・新羅の侵攻に備えて664年に築かれた特別史跡。御笠川をはさんで東西に延びる全長約1.2キロの土塁は今も高さ約10メートルを保ち、東門跡や水城館から古代の防衛線をたどれる。
福岡県うきは市の耳納山麓に並ぶ4基の装飾古墳。珍敷塚・原・鳥船塚・古畑古墳の石室には、舟や鳥、靫、同心円文が赤と青の顔料で描かれている。被葬者があの世へ旅立つ姿とされ、6世紀の死生観を映す国指定史跡。
福岡県宇美町の宇美八幡宮に立つ湯蓋の森と衣掛の森は、一株でありながら森と呼ばれるクスノキの巨木。大正11年に国の天然記念物に指定された。神功皇后が応神天皇を産んだ際の産湯と産衣の伝承に名の由来をもち、樹齢は千年とも二千年以上とも伝わる。
福岡市西区の弥生時代の国史跡。共同墓地から独立した墓域に、青銅の武器や鏡、ヒスイの玉を副葬した有力者の墓が並ぶ。三号木棺墓は鏡・剣・玉がそろう日本最古の王墓とされ、墓域の東には弥生最大級の大型建物跡が残る。
福岡県糸島市の雷山中腹に築かれた国指定史跡・雷山神籠石。白村江の戦い後に築造されたとされる古代山城の水門遺構や列石群の見どころ、周辺の千如寺や雷神社などの観光情報を紹介します。