新居と精米所のあいだの裏門
日下家住宅裏門は、兵庫県朝来市山東町粟鹿にある日下家住宅の敷地の東面に開く裏門で、天保10年(1839年)に建てられ、平成23年(2011年)1月26日に国の登録有形文化財に登録された(登録番号28-0509)。敷地の東面の北寄り、新居と精米所のあいだに位置する。
日下家住宅裏門は、正面の表門に対して屋敷の背面に開く門である。南側に両開きの扉を立て、北側に潜り戸を開ける。
三通りの腕木で軒を支える
日下家住宅裏門は南北棟の桟瓦葺きで、桁行は3.0メートル。本柱の上に冠木を載せ、前後に腕木を三通り架け渡して軒桁を支え、軒裏には天井を張る。軒は一軒疎垂木とする。
屋敷の背面に品格を与える門
日下家住宅裏門は、文化庁によれば敷地の背面に品格のある佇まいをつくっている。裏口でありながら腕木を重ねた丁寧な架構をもち、建築年が天保10年と分かっている点も貴重である。
見学について
日下家住宅裏門は敷地の東面にあり、門構えは外の通りから見ることができる。門の内側は住まいなので立ち入れない。通りすがりに眺める程度にとどめたい。
屋敷の成り立ちや外から見られる範囲、行き方は日下家住宅(朝来市山東町)のページにまとめてある。
Q&A
- 日下家住宅裏門はどこにありますか?
- 兵庫県朝来市山東町粟鹿の日下家の屋敷で、敷地東面の北寄り、新居と精米所のあいだにあります。
- 日下家住宅裏門はいつ登録有形文化財に登録されましたか?
- 平成23年(2011年)1月26日に登録されました。登録番号は28-0509です。
- 日下家住宅裏門はいつ建てられましたか?
- 天保10年(1839年)です。
- 日下家住宅裏門の構造は?
- 本柱の上に冠木を載せ、前後に腕木を三通り架けて軒桁を支え、軒天井を張っています。南に両開き戸、北に潜り戸があります。
- 日下家住宅裏門は見学できますか?
- 門構えは通りから見ることができますが、門の内側は住まいのため立ち入れません。
基本情報
| 名称 | 日下家住宅裏門 |
|---|---|
| 所在地 | 兵庫県朝来市山東町粟鹿字西谷2097他 |
| 指定区分 | 登録有形文化財(建造物)、登録番号28-0509 |
| 指定年 | 平成23年(2011年)1月26日登録 |
| 員数 | 1棟 |
| 寸法 | 木造、瓦葺、間口3.0メートル |
| 所有者 | 個人 |
| 公開状況 | 非公開(個人の住居)。外側は通りから見える |
参考文献
- 国指定文化財等データベース(文化庁)— 日下家住宅裏門
- https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00008562
- 但馬の百科事典(たんしん地域振興基金)— 日下家住宅
- https://tanshin-kikin.jp/tajima/576
最終更新日: 2026.10.02