客用風呂の西に建つ宝の蔵

日下家住宅寶蔵は、兵庫県朝来市山東町粟鹿にある日下家住宅の家財を納めた2階建ての土蔵で、明治後期に建てられ、平成23年(2011年)1月26日に国の登録有形文化財に登録された(登録番号28-0502)。客用風呂の西に東西棟で建ち、西隣には炭小屋がある。

日下家住宅寶蔵は、名前に「寶(宝)」の字を冠した蔵で、読みは「たからぐら」。屋敷にいくつかある蔵のうち、明治期のものはこの1棟である。

切石積の基礎に載る中塗りの土蔵

日下家住宅寶蔵は切妻造桟瓦葺きの置屋根をかけた土蔵造2階建てで、桁行7.9メートル、梁間5.9メートル、建築面積は47平方メートル。

切石を積んだ基礎の上に建ち、壁は中塗りの土壁で仕上げる。内部は1階・2階とも一室で、壁を板張りとして丁寧に仕上げている。

鳥居型の枠をはめた3つの窓

日下家住宅寶蔵の北面には、鳥居のような形の枠をはめた窓を3か所開け、蔵の外観に変化をつけている。大正蔵の出入口にも同じ鳥居型の枠があり、屋敷の蔵に共通する意匠として見比べるとおもしろい。

見学について

日下家住宅寶蔵は屋敷の内側にあり、公開されていない。外の通りからはほとんど見えない。

屋敷の成り立ちや外から見られる範囲、行き方は日下家住宅(朝来市山東町)のページにまとめてある。

Q&A

Q日下家住宅寶蔵はどこにありますか?
A兵庫県朝来市山東町粟鹿の日下家の屋敷で、客用風呂の西に建っています。
Q日下家住宅寶蔵はいつ登録有形文化財に登録されましたか?
A平成23年(2011年)1月26日に登録されました。登録番号は28-0502です。
Q日下家住宅寶蔵の読み方は?
A「くさかけじゅうたくたからぐら」と読みます。
Q日下家住宅寶蔵の特徴は?
A切石積の基礎に載る中塗りの土蔵で、内部の壁は板張り、北面に鳥居型の枠をはめた窓が3か所あります。
Q日下家住宅寶蔵は見学できますか?
A屋敷の内側にあり非公開です。外からはほとんど見えません。

基本情報

名称日下家住宅寶蔵
所在地兵庫県朝来市山東町粟鹿字西谷2097他
指定区分登録有形文化財(建造物)、登録番号28-0502
指定年平成23年(2011年)1月26日登録
員数1棟
寸法土蔵造2階建、瓦葺、建築面積47平方メートル
所有者個人
公開状況非公開(個人の住居)

参考文献

国指定文化財等データベース(文化庁)— 日下家住宅寶蔵
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00008555
但馬の百科事典(たんしん地域振興基金)— 日下家住宅
https://tanshin-kikin.jp/tajima/576

最終更新日: 2026.10.02