炊事場の南の庭にある井戸
日下家住宅井戸は、兵庫県朝来市山東町粟鹿にある日下家住宅の庭に据えた石組みの井戸で、昭和前期に築かれ、平成23年(2011年)1月26日に国の登録有形文化財に登録された(登録番号28-0506)。主屋の東、炊事場の南に広がる庭に位置する。
日下家住宅井戸は、台所や風呂を収めた炊事場のすぐ南にあり、屋敷の水を支えた井戸である。
花崗岩を相欠きで組んだ井桁
日下家住宅井戸の井筒は、長さ1.3メートル、厚さ0.16メートル、高さ0.27メートルの花崗岩の切石を、互いに欠き込んで噛み合わせる相欠きで井桁に組んだものである。内法は0.7メートル四方、地上からの高さは0.5メートルで、面積は0.5平方メートル。井戸の深さは4.1メートルある。
庭園の一部としての井戸
日下家住宅井戸の周囲は自然石で囲まれ、庭の景色に溶け込んでいる。文化庁は庭園の一部を構成する点を評価して登録した。精度よく加工した切石の井桁と、素朴な自然石の取り合わせが見どころである。
見学について
日下家住宅井戸は屋敷の内側の庭にあり、公開されていない。外の通りからは見えない。
屋敷の成り立ちや外から見られる範囲、行き方は日下家住宅(朝来市山東町)のページにまとめてある。
Q&A
- 日下家住宅井戸はどこにありますか?
- 兵庫県朝来市山東町粟鹿の日下家の屋敷で、主屋の東、炊事場の南の庭にあります。
- 日下家住宅井戸はいつ登録有形文化財に登録されましたか?
- 平成23年(2011年)1月26日に登録されました。登録番号は28-0506です。
- 日下家住宅井戸の大きさは?
- 井桁の内法は0.7メートル四方、高さは0.5メートルで、井戸の深さは4.1メートルあります。
- 日下家住宅井戸はどのように造られていますか?
- 長さ1.3メートルの花崗岩の切石を相欠きで井桁に組み、周囲を自然石で囲んでいます。
- 日下家住宅井戸は見学できますか?
- 屋敷の内側にあり非公開です。外からは見えません。
基本情報
| 名称 | 日下家住宅井戸 |
|---|---|
| 所在地 | 兵庫県朝来市山東町粟鹿字西谷2097他 |
| 指定区分 | 登録有形文化財(建造物)、登録番号28-0506 |
| 指定年 | 平成23年(2011年)1月26日登録 |
| 員数 | 1基 |
| 寸法 | 石造、面積0.5平方メートル |
| 所有者 | 個人 |
| 公開状況 | 非公開(個人の住居) |
参考文献
- 国指定文化財等データベース(文化庁)— 日下家住宅井戸
- https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00008559
- 但馬の百科事典(たんしん地域振興基金)— 日下家住宅
- https://tanshin-kikin.jp/tajima/576
最終更新日: 2026.10.02