兵庫県の国 宝
National Treasures of 兵庫県兵庫県に所在する国宝。
兵庫県神戸市西区伊川谷町にある鎌倉時代後期の本堂1棟である。愛媛県松山市にも同名の太山寺本堂があり、二件ともが国宝である。大正2年に重要文化財、昭和30年(1955年)に国宝へと指定された1棟である。
姫路城イ、ロ、ハ、ニの渡櫓は大天守と3棟の小天守を順につなぐ4棟の渡櫓で、昭和26年(1951年)に国宝に指定された。全長約30mのロの渡櫓、最後に建ったニの渡櫓と水五門、附の台所、内部の公開状況をまとめた。
兵庫県加西市の法華山一乗寺が所有する平安時代の列祖像10幅で、天台高僧九祖に聖徳太子を加えた十祖を描いている。現在は博物館に寄託されている。昭和28年(1953年)に国宝へ指定された10幅の絵画である。
唐時代(7〜8世紀)に書写された『世説新語(世説新書)』巻第六の残巻で、中国を代表する説話集の現存最古の写本として国宝に指定されています。端正かつ典雅な楷書、平安時代の訓点、紙背の密教経典など、日中文化交流の歴史を物語る第一級の文化財です。
神戸市灘区で発見された国宝・桜ヶ丘銅鐸銅戈群は、銅鐸14個と銅戈7本の一括出土品です。弥生時代の絵画銅鐸など貴重な資料を神戸市立博物館で鑑賞できます。
神戸市灘区桜ヶ丘で発見された国宝・流水文銅鐸は、流麗な流水文様と弥生時代の人々の暮らしを描いた絵画表現で知られる青銅祭器です。神戸市立博物館での鑑賞ガイドと見どころを紹介します。
兵庫県川西市の大阪青山歴史文学博物館が所蔵する国宝『土左日記』は、嘉禎二年(一二三六)に藤原為家が紀貫之の自筆本を「一字も違はず」書写した、現存最古級にして最も忠実な写本です。日本仮名日記文学の始祖である本書の姿を、平安時代の仮名遣いのまま今日に伝える唯一無二の書跡を、清和源氏発祥の地・川西の歴史とあわせてご紹介します。
一乗寺三重塔は、兵庫県加西市の一乗寺にある承安元年(1171年)の三重塔で、昭和27年(1952年)に国宝となった。兵庫県内に現存する最古の塔で、平安時代末期の建立年が明らかな唯一の塔とされ、屋根のむくりが珍しい。
兵庫県加古川市の鶴林寺太子堂は天永3年(1112年)建立の国宝。宝形造の母屋と正面の庇を一続きに葺きおろした檜皮葺の堂で、昭和51年の赤外線写真で創建当時の壁画が確かめられた。年代の根拠と見学の条件を紹介する。
兵庫県加古川市の鶴林寺本堂は応永4年(1397年)の国宝。和様に禅宗様・大仏様の細部を合わせた折衷様の代表作で、二手先の組物や外陣の虹梁に特徴が表れる。60年に1回開帳の秘仏と見学の条件もあわせて紹介する。
小野市の浄土寺浄土堂(阿弥陀堂)は、重源が建久3年(1192年)に建てた大仏様の仏堂で国宝。一辺約18mを4本の柱で支え、天井を張らない架構の下、西の蔀戸から差し込む西日が快慶作の阿弥陀三尊を照らす。
朝光寺本堂は兵庫県加東市畑の朝光寺にある室町時代の本堂で、国宝。仏壇の旧嵌板の記録から応永年間の建立とされ、桁行七間・梁間七間の寄棟造に三間の向拝を付ける。和様に桟唐戸や双斗を取り入れた折衷様で、室町初期の密教本堂の典型。
姫路城乾小天守は天守台の西北に建つ3重4階地下1階の小天守で、3棟のうち最大。昭和26年(1951年)に国宝に指定された。西面の軒唐破風と2面の火灯窓、北側石垣の姥が石の伝説、内部の公開状況を紹介する。
姫路城大天守は慶長13年(1608年)から翌年に建った5重6階地下1階の天守で、昭和26年(1951年)に国宝に指定された。石垣14.85mの上に建つ高さ31.5mの建物、長さ24.6mの心柱2本、昭和の大修理、内部見学の条件を紹介する。
姫路城西小天守は大天守の西南に建つ3重3階地下2階の小天守で、昭和26年(1951年)に国宝に指定された。地下が2階ある唯一の小天守で、南面に軒唐破風と黒漆塗りの火灯窓2つを並べる。位置と見え方、公開状況をまとめた。
姫路城東小天守は大天守の北に建つ3重3階地下1階の小天守で、昭和26年(1951年)に国宝に指定された。唐破風も火灯窓も持たず、櫓と望楼が外観で一体化した簡素な姿が特徴。位置と見える場所、公開状況をまとめた。
白鶴美術館が所蔵する国宝「賢愚経残巻(大聖武)」は、通常の写経より大きな一行十一〜十三字を荼毘紙に書写した奈良時代の写経。聖武天皇宸筆と伝わり、国宝の大聖武四件のうち分量と保存状態で随一とされる名品である。
六甲山麓の白鶴美術館が所蔵する国宝。大般涅槃経の注釈を集めた巻子本七十一巻で、唐代写本五十四巻に日本の補写十七巻が加わり、欠けなく完存する。平安・鎌倉の訓点は国語学の貴重な資料で、奈良の西大寺に伝来した。
兵庫県西宮市・黒川古文化研究所が所蔵する国宝の短刀「名物 伏見貞宗」をご紹介します。鎌倉時代の相州伝を代表する名工・貞宗の手になる刃長30.2センチの優品で、無銘ながら本阿弥家により貞宗作と極められ、茎には朱漆で「貞宗」「本阿(花押)」の銘が記されています。伏見城ゆかりの伝来や徳川家三つ葵紋の刀袋、不動明王・毘沙門天の梵字を彫る刀身の見どころ、来館方法、周辺観光情報まで、海外のお客様にもわかりやすく解説します。
兵庫県西宮市の黒川古文化研究所が所蔵する国宝「短刀 銘来国俊」。鎌倉時代後期に京都で活躍した来派の名工・来国俊による刃長24.5センチの優品で、徳川五代将軍綱吉から大名・柳沢家へ下賜された由緒ある一口です。明るく冴える直刃と健全な茎を備え、葵紋を散らした豪華な拵えとともに、年二回の特別展で公開されます。