重要文化財
Important Cultural Property日本の重要文化財を一覧で検索できます。都道府県、時代、カテゴリーで絞り込み、詳しい解説を読み、地図や旅行のヒントで訪問計画を立てましょう。
愛知県豊橋市小松原町の東観音寺にある大永8年(1528年)頃の三間多宝塔。こけら葺で、行基開創と伝わる寺に残る室町時代後期の塔。境内は自由に参拝でき、旧暦2月の馬頭観音二の午祭でにぎわう。重要文化財。
愛知県新城市の鳳来寺山、1425段の石段の表参道に建つ慶安4年(1651年)の楼門。徳川家光の寄進による三間一戸入母屋造の朱塗りの門で、四方の蟇股に竹に虎や雲に麒麟を彫る。昭和28年(1953年)重要文化財。
旧堀田家住宅は愛知県津島市南門前町にある重要文化財の町家。棟札から主屋居室部は明和2年(1765年)、座敷部は明和7年の建造とわかる。両妻の卯建、荒神かまど、二畳台目の茶室、東蔵・西蔵・小蔵の三棟が残り、土日祝に公開されている。
愛知県江南市の曼陀羅寺の正堂裏に続く書院。寛文3年から延宝2年(1663〜74年)の建立で、室町風の構えに鷹の間・鶴の間・上欄の間を設ける。江戸時代は巡見使の接待に使われた。昭和37年(1962年)重要文化財。
愛知県江南市の曼陀羅寺の正堂。寛永9年(1632年)に阿波の大名蜂須賀家政が再建寄進した方5間の入母屋造檜皮葺の堂で、紫宸殿に擬して建てたという由緒が平面や構造にうかがわれる。昭和32年(1957年)重要文化財。
愛知県稲沢市長野の萬徳寺にある室町時代の三間多宝塔。檜皮葺で、上層に和様の四手先組物を組み、市内の性海寺多宝塔と近似点が多く、それを参考にしたと考えられる簡素な塔。明治34年(1901年)指定の重要文化財。
愛知県稲沢市長野の萬徳寺で、多宝塔の北に建つ鎮守堂。棟札から享禄3年(1530年)の建立と分かる一間社流造、檜皮葺の小社で、手挟・木鼻・組物に室町時代末期の特色がよく表れる。昭和33年(1958年)重要文化財。
明治12年に完成し、明治天皇の行幸を迎えた現存唯一の明治初期県庁舎。間口54mの擬洋風建築の傑作を、愛知県犬山市の博物館明治村でゆっくりとご見学いただけます。
愛知県春日井市の密蔵院多宝塔は、密教の塔形式でありながら禅宗様を取り入れた室町中期の重要文化財。隅へ強く反り上がる軒が特徴で、かつて末寺七百を擁した大寺の境内に、中世から残る唯一の建造物として立つ。大正9年指定。
愛知県岡崎市の妙源寺柳堂は、三河における真宗最古級の道場として明治36年に重要文化財となった太子堂です。桁行三間の寄棟造檜皮葺で四周に蔀戸を吊り、堂内に聖徳太子像を安置。正和3年銘の棟札をめぐる年代論も残ります。
愛知県一宮市の妙興寺勅使門は、貞治5年(1366年)建立の四脚門で、大正9年に重要文化財へ指定されました。明治23年の火災を免れた創建期唯一の遺構であり、後光厳天皇の勅額を掲げる一宮市内最古の建造物です。
愛知県新城市黒田の望月家住宅主屋は、桁行8.1メートル、梁間7.2メートルの寄棟造茅葺で、昭和49年に重要文化財に指定された。竈も土間も隣の釜屋に置き、内部は間仕切りを外せる田の字型の整型四間取りとする。
名古屋市守山区に佇む龍泉寺仁王門は、慶長12年(1607年)建立の三間一戸楼門。入母屋造、柿葺きの優雅な姿は、昭和3年に国の重要文化財に指定されました。庄内川を望む高台に立つ尾張四観音の名刹で、400年以上の時を超えて参拝者を迎え続けています。
六所神社は愛知県岡崎市明大寺町にある神社で、寛永13年(1636年)の本殿・幣殿・拝殿、神供所、楼門の3棟が重要文化財。松平氏代々の崇敬が厚く、極彩色の楼門と社殿の華麗な彫刻・彩色が江戸時代の姿を伝える。
愛知県豊田市の豊田大塚古墳から出土した須恵器一括は、1995年に国の重要文化財に指定された装飾須恵器の最高水準の作例。脚付壺、四連坏付器台、子持壺付器台など造形豊かな祭祀器が一式そろい、高校日本史の教科書にも掲載されています。現在は2024年に開館した豊田市博物館で公開されています。
豊橋市美術博物館に収蔵される国の重要文化財「愛知県馬越長火塚古墳出土品」は、東海地方最大級の前方後円墳から出土した鉄地金銅装馬具・玉類・須恵器の一括資料です。棘葉形杏葉などヤマト王権との結びつきを示す華麗な副葬品から、6世紀末葉に穂の国を治めた大首長の姿が浮かび上がります。
愛知県蒲郡市に伝わる重要文化財「範永宅歌合・越中守頼家歌合」は、平安時代に開かれた二つの歌合の記録を一巻に収めた紙本墨書の貴重な古写本。『類聚歌合』二十巻本の一部をなし、平安貴族の和歌文化と地方歌壇の活動を今に伝える。
熱田神宮に伝わる重要文化財「鏡及鏡箱」は、平安時代末期から鎌倉時代にかけて作られた青銅鏡と蒔絵漆芸の鏡箱の組合せです。松竹双鶴文の円鏡・八稜鏡、桐鳳凰や蓬莱を描いた華麗な蒔絵箱が、当時の宮廷美と奉納文化を今に伝えます。名古屋・熱田神宮宝物館でじっくり鑑賞できる、王朝美術の精華をご紹介します。
愛知県豊田市の三河国三宮・猿投神社に伝わる黒漆太刀〈刀身無銘〉は、鎌倉時代の作と認められ、昭和二十七年に重要文化財に指定された一振り。霊峰猿投山の麓に七百年以上守り継がれてきた本太刀の歴史と魅力、そして由緒深き猿投神社の見どころを詳しく紹介します。
名古屋市が所有する重要文化財「古瀬戸黄釉魚波文瓶」は、鎌倉時代後期、十四世紀前期に愛知県の瀬戸窯で焼かれた施釉陶器の傑作です。中国の梅瓶を手本とした堂々たる器形に、淡い黄緑色の灰釉、青海波文と三尾の魚を組み合わせた精緻な文様装飾が施され、中世日本において唯一施釉陶器を生産した瀬戸窯の頂点を示しています。萱刈窯跡出土の在銘陶片との比較から制作年代がほぼ確定されており、中世陶磁の編年研究における基準資料としても重要な位置を占めています。