高知県の重 要 文 化 財
Important Cultural Property of 高知県高知県に所在する重要文化財。
高知県須崎市浦ノ内奥浦東分にある江戸時代の社殿2件である。文化財の少ないこの地方に残っていること自体が貴重なものであるとされている。昭和28年(1953年)に重要文化財へと指定された2件の社殿である。
高知市朝倉に鎮座する朝倉神社本殿は、明暦3年(1657年)再建の国指定重要文化財。桃山様式の華麗な極彩色と切妻造の珍しい建築形式が特徴で、背後の神体山・赤鬼山とともに古代からの信仰の歴史を今に伝えます。
本丸の建造物がそっくり残る唯一の城・高知城。山内一豊が築き、享保の大火後に古式のまま再建された望楼型天守、現存唯一の廊下橋である詰門、十二天守でここだけの忍び返しなど、訪れる前に知りたい見どころを案内します。
高知県南国市の土佐国分寺に佇む金堂は、永禄元年(1558年)に長宗我部元親が再建した国指定重要文化財。天平様式を伝える柿葺き寄棟造りの風雅な建築と、杉苔の美しい庭園が訪れる人を魅了します。四国八十八ヶ所第29番札所。
高知県安芸郡馬路村に佇む金林寺薬師堂は、室町時代後期に建立された国指定重要文化財の仏堂です。垂木を用いない板軒の珍しい技法と、檜・杉の良材による優美な造りをご紹介します。
高知県大豊町の旧立川番所書院は寛政9年頃の書院建築で、昭和49年に重要文化財に指定された。参勤交代の藩主が土佐で最後に泊まった本陣であり、桁行17.7メートルの茅葺の建物に上段の間が残る。日曜と祝日に内部を公開。
高知市五台山の竹林寺書院は、文化13年に土佐藩主を迎える接待の場として建てられ、平成28年に国の重要文化財となった。土佐流の上段の間と、名勝庭園へ開く背面座敷が評価され、庭園拝観券で内部を見学できる。
高知市五台山の竹林寺本堂は、室町後期の仏堂として明治37年に国の重要文化財に指定された。扇垂木や二手先の詰組といった禅宗様の手法を真言宗の堂に用い、内々陣の折り上げ鏡天井には天人舞楽の図が描かれる。参拝は無料。
高知市一宮の土佐神社鼓楼は、土佐藩二代藩主山内忠義が慶安2年に建て昭和9年に指定された重要文化財。文化庁の種別は今も寺院建築で、神仏習合期の記憶をとどめる。袴腰と三手先組、全面の彩色が見どころで、内部は非公開。
高知市一宮の土佐神社幣殿及び拝殿は、十字形の平面を蜻蛉に見立てて入蜻蛉と呼ばれる重要文化財。元亀2年頃に長宗我部元親が建立し、明治37年に指定された。全体を素木のまま吹き放ち、幣殿から拝出へ床が三段に下がる。
高知市一宮の土佐神社楼門は、土佐藩二代藩主山内忠義が寛永8年に再建し昭和57年に指定された三間一戸の重要文化財。ほぼ和様で統一して装飾を排し、二階に天井を張って部屋とする稀な構えをもち、神光門とも呼ばれる。