出雲大神宮石鳥居とは
出雲大神宮石鳥居(いずもだいじんぐういしとりい)は、京都府亀岡市千歳町の出雲大神宮の参道に立つ享保3年(1718年)建立の石造の鳥居で、令和3年(2021年)2月4日に登録有形文化財となった。
花崗岩でつくられた明神鳥居で、柱の間口は4.8メートル、柱の直径は57センチメートルある。
出雲大神宮石鳥居は、参道が向きを変える曲がり角の北側、低い石段の上に建つ。境内に登録された12件のなかでもっとも古い。
登録の理由
文化庁によれば、出雲大神宮石鳥居は氏子の寄進によって建てられた。良い石材を用い、堅実につくられた石鳥居と評価されている。登録番号は26-0623、登録基準は「国土の歴史的景観に寄与しているもの」。
江戸中期の享保3年に建てられて以来、明治の拝殿や昭和の中門より先に、この鳥居が参道の景観を形づくってきた。
一材から造り出した島木と笠木
出雲大神宮石鳥居は、2本の円柱を貫で固め、その上に島木と笠木を重ねる。明神鳥居は、最上部の笠木が両端で反り上がる形式である。
文化庁の解説がとくに記すのは、島木と笠木を、それぞれ全長にわたって一本の石から造り出している点である。間口4.8メートルを超える長さの石を継がずに渡していることになる。
石の継ぎ目がないかどうかは、鳥居の側面から上部を見通すと確かめやすい。
出雲大神宮石鳥居の見学
出雲大神宮石鳥居は参道上にあり、いつでもくぐって見学できる。正面からは全体の姿を、側面の斜め後ろからは島木と笠木の厚みと反りを見るとよい。
すぐ手前の西側には明治6年の制札が立っている。境内への行き方は出雲大神宮のページにまとめた。
Q&A
- 出雲大神宮石鳥居はいつ建てられましたか。
- 享保3年(1718年)の建立です。令和3年(2021年)2月4日に登録有形文化財となりました。
- 出雲大神宮石鳥居の大きさはどれくらいですか。
- 柱の間口が4.8メートル、柱の直径が57センチメートルです。
- 出雲大神宮石鳥居はどんな形式ですか。
- 花崗岩製の明神鳥居で、円柱を貫で固め、島木と笠木を渡しています。
- 出雲大神宮石鳥居の見どころは何ですか。
- 島木と笠木がそれぞれ全長を一本の石から造り出されていることです。氏子の寄進で建てられました。
- 出雲大神宮石鳥居は見学できますか。
- 参道上にあり、いつでもくぐって見学できます。
基本データ
| 名称 | 出雲大神宮石鳥居(いずもだいじんぐういしとりい) |
|---|---|
| 所在地 | 京都府亀岡市千歳町千歳出雲無番地 |
| 指定区分 | 登録有形文化財(建造物・その他工作物) 登録番号 26-0623 |
| 指定年 | 令和3年(2021年)2月4日登録 |
| 員数 | 1基 |
| 寸法 | 石造、間口4.8メートル、柱径57センチメートル |
| 所有者 | 宗教法人出雲大神宮 |
| 公開状況 | 参道上にあり常時見学可 |
参考文献
- 国指定文化財等データベース 出雲大神宮石鳥居(文化庁)
- https://kunishitei.bunka.go.jp/bsys/maindetails/101/00013595
- 出雲大神宮(ぶらり亀岡 亀岡市観光協会)
- https://www.kameoka.info/seeing/izumodaijingu.php
最終更新日: 2026.09.27