宮崎県の重 要 文 化 財
Important Cultural Property of 宮崎県宮崎県に所在する重要文化財。
宮崎県日南市の離島・大島の南端に建つ鞍埼灯台は、明治17年(1884年)に完成した日本最古の無筋コンクリート造灯台です。日本人技術者・藤倉見達が設計した最初期の灯台として、令和6年に国の重要文化財に指定されました。十二角形の灯塔や断崖からの絶景など、近代化遺産としての価値と離島ならではの魅力をご紹介します。
宮崎市佐土原町の巨田神社本殿は、棟札により文安5年(1448年)の建立と判明する三間社流造の社殿。南九州に数少ない中世神社建築として国の重要文化財に指定され、解体修理で朱漆と金箔の彩色が復され、境内には若宮社・今宮社も並ぶ。
宮崎県都城市の興玉神社内神殿は、応永6年(1399年)の棟木墨書をもつ県内最古の木造建造物。もとは正応寺薬師堂の厨子で、廃仏毀釈の際に住民が神社へ移して守った。年代の確かな九州の中世禅宗様建築として貴重。
宮崎県高千穂町に建つ高千穂神社本殿は、安永七年(一七七八)に延岡藩主の後援で造営された五間社流造。欅の素木に龍や鳳凰、猟師と猪、三毛入野命の伝説を刻み、縁の西端には珍しい稲荷社を備える。平成十六年に重要文化財へ指定された。
宮崎県椎葉村の那須家住宅は、文政6年(1823年)建築の国指定重要文化財。桁行約25メートル、奥行き約8メートルの横長い並列型民家で、平家落人と源氏方の那須大八郎をめぐる言い伝えから鶴富屋敷とも呼ばれる。
間仕切柱の刻銘から天明7年(1787年)建築と判明する、宮崎県内で建築年が最も古い民家。土間がなく「オモテ」「ヘンヤ」の板敷き二室からなり、九州中南部山間部の古い形式を残す。五ヶ瀬町から宮崎県総合博物館民家園へ移築。
宮崎県美郷町の山深くにたたずむ神門神社本殿は、寛文元年(1661年)建立の七間社流造で、国の重要文化財に指定されています。百済王族・禎嘉王を祀り、奈良正倉院と同一品の銅鏡を伝える歴史的な聖地です。隣接する西の正倉院や百済の館とともに、古代日韓交流のロマンに触れることができます。