長崎県の史跡名勝天然記念物
長崎県 · 史跡名勝天然記念物
長崎県佐世保市瀬戸越にある洞窟遺跡である。12の層から、豆粒文土器から押型文土器までの移り変わりが順に確かめられ、最下層にはナイフ形石器の層がある。昭和61年(1986年)に史跡に指定された1件である。
長崎県雲仙市にある天然記念物の発生地である。川に生える淡水産紅藻オキチモズクのために指定されており、その産地は極めて限られているとされる。昭和36年(1961年)に国が指定した1件の発生地にあたるもの。
長崎県対馬市の越高遺跡は、縄文時代早期末から前期の遺跡。出土土器の大半が朝鮮半島系の隆起文土器で、A地点では半島に類例をもつ方形の石組み炉が見つかった。対馬最古の遺跡として2025年に国史跡に指定された。
出島の蘭館医フィリップ・フランツ・フォン・シーボルトが文政7年(1824)に長崎・鳴滝で開いた医学塾「鳴滝塾」と居宅の跡。井戸2基や石垣、シーボルトが植えた木が、大正11年の史跡指定以来今もそのまま残る。
豊臣秀吉の朝鮮出兵に備え、天正19年(1591)対馬の清水山に築かれた総石垣山城。標高206メートルの尾根に一ノ丸・二ノ丸・三ノ丸が約500メートルにわたって連なり、桝形虎口など天正期の遺構をよく残す。
長崎県・対馬の中央にそびえる白岳は、石英斑岩の双耳峰をいただく霊峰。山頂直下の原始林には、アカガシやモミに大陸系のイワシデやチョウセンヤマツツジが混生し、日本系と大陸系の植物が共存する。1923年に国の天然記念物に指定された。
多良岳ツクシシャクナゲ群叢は、長崎県諫早市高来町の多良岳にあるツクシシャクナゲの群落で、昭和26年(1951年)に天然記念物となった。昭和48年に指定地が金泉寺中腹の約5ヘクタールの自然林に移されている。
長崎県佐世保市の国指定名勝「平戸領地方八竒勝(平戸八景)」を詳しく紹介。江戸時代の平戸藩主・松浦熈が選定した髙巌・潜龍水・石橋・大悲観・巌屋宮・福石山・潮之目の七つの絶景と、その歴史・見どころ・アクセス情報を解説します。
長崎県佐世保市吉井町の福井洞窟は、後期旧石器時代から縄文時代草創期まで約9,000年の文化層を残す砂岩の岩陰遺跡。15層の堆積から細石刃と最古級の隆起線文土器が層位的に出土し、令和6年に旧石器時代を含む遺跡として全国初の特別史跡に指定された。
長崎県島原半島の雲仙火山に属する溶岩ドーム。平成3年から平成7年にかけて、人類の観測史上もっとも詳細に記録された噴火活動の中で姿を現した。標高1,483メートル、長崎県の最高峰であり、生まれてまだ間もない異例の若さを持つ天然記念物である。
ホゲット石鍋製作遺跡は、長崎県西海市大瀬戸町の山中にある、平安時代末から中世に滑石製の石鍋を作った遺跡で、昭和56年(1981年)に史跡となった。11の製作所があり、岩壁に製作の工程を示す跡が残っている。