長崎県・大正
Taishō長崎県 の大正時代(1912 – 1926)の文化財を一覧で閲覧できます。種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
平戸瀬戸を望む丘に建つ赤煉瓦の聖堂。黒島や外海から移り住んだ信徒が、棟梁・鉄川与助の設計施工により大正7年(1918年)に完成させた、彼の煉瓦造教会の到達点。八角ドームの鐘塔をいただき、2003年に国の重要文化財に指定された。
第一次世界大戦の地中海作戦で活躍した佐世保鎮守府所属艦艇の武勲を讃え、大正12年に建設された凱旋記念館。煉瓦と鉄筋コンクリートの古典主義建築は国の登録有形文化財・日本遺産に認定。入館無料で見学可能な佐世保の近代化遺産をご紹介します。
長崎市の東の玄関口、鳴滝川に架かる中川橋は、大正7年(1918年)に架橋された石造単アーチ橋です。鉄筋コンクリート技術が普及していた当時、あえて石造で築かれた本橋は、寛永年間の眼鏡橋以来、約三百年にわたって受け継がれた長崎の石橋文化を締めくくる「最後の名橋」として、平成21年に国登録有形文化財に登録されました。花崗岩と安山岩の白黒のコントラストが美しい近代意匠を特徴とし、すぐ上流には承応3年(1654年)創架の古橋(市指定有形文化財)も現存しています。
長崎市旧市長公舎は、大正11年(1922)に建築家・末広平作の設計で建てられた木造2階建ての洋風住宅です。マンサード屋根、テラコッタ貼の外壁、玄関ホールに残るセセッション風意匠など、大正モダニズムの特徴をよく伝える貴重な建物として、平成21年に国の登録有形文化財に登録されました。諏訪神社や長崎歴史文化博物館にも近く、長崎の近代建築散策に欠かせない一棟です。
大正15年(1926年)に完成した全長642メートルの道路トンネル。日本が自動車時代を迎えた初期の本格的隧道であり、大正期の様式美を伝える坑門デザインが高く評価され、国の登録有形文化財に登録されています。長崎街道最大の難所「西の箱根」日見峠の歴史とともに、近代土木遺産の魅力をご紹介します。