蓮華峰寺台徳院御霊屋とは
蓮華峰寺台徳院御霊屋は、新潟県佐渡市小比叡の蓮華峰寺の境内にある江戸時代中期の一間社で、平成14年(2002年)8月21日に国の登録有形文化財(建造物)となった(文化庁)。読みは「れんげぶじだいとくいんおたまや」。
文化庁の記録では、木造平屋建、柿葺、建築面積3.6平方メートル。登録番号は15-0128である。
秀忠の霊屋
台徳院は江戸幕府2代将軍・徳川秀忠のことで、さど観光ナビは境内に家康と秀忠の霊廟があると紹介している。蓮華峰寺台徳院御霊屋は、その秀忠をまつる霊屋である。
八角堂の北側の覆屋のなかに、東照宮と左右に並んで建つ(文化庁)。
登録有形文化財としての価値
蓮華峰寺台徳院御霊屋は「再現することが容易でないもの」として登録された。文化庁は、小規模ながら精緻な技巧を凝らし、残りもよい点を評価している。
見どころ
東照宮と同じくこけら葺の一間社だが、屋根は東照宮の入母屋造に対して切妻造・妻入である(文化庁)。軸部や軒の彫刻と彩色、組物の形式は東照宮と同様で、同じ時期に建てられたとみられている。
覆屋の格子越しに二つの社を見比べると、屋根の形だけが違い、彫刻と彩色の調子がそろっていることがわかる。蓮華峰寺台徳院御霊屋では、切妻の妻側を正面に向けた入口の構えに目を留めたい。
見学について
蓮華峰寺台徳院御霊屋は蓮華峰寺の境内の八角堂の北側の覆屋のなかにあり、外観は境内から見ることができる。内部の公開について公的な案内は確認できなかった。境内への行き方は蓮華峰寺の案内にまとめてある。
Q&A
- 蓮華峰寺台徳院御霊屋はいつ建てられましたか?
- 東照宮と同じ時期、江戸時代中期とみられています(文化庁)。
- 蓮華峰寺台徳院御霊屋の「台徳院」とは誰ですか?
- 江戸幕府2代将軍の徳川秀忠です。境内には家康と秀忠の霊廟があります(さど観光ナビ)。
- 東照宮との違いは?
- 東照宮が入母屋造なのに対し、台徳院御霊屋は切妻造・妻入です。彫刻や彩色は同様です(文化庁)。
- 蓮華峰寺台徳院御霊屋はどこにありますか?
- 八角堂の北側の覆屋のなかに、東照宮と並んで建っています(文化庁)。
- 蓮華峰寺台徳院御霊屋が登録有形文化財になったのはいつですか?
- 平成14年(2002年)8月21日です(文化庁)。
基本情報
| 名称 | 蓮華峰寺台徳院御霊屋(れんげぶじだいとくいんおたまや) |
|---|---|
| 所在地 | 新潟県佐渡市小比叡 |
| 指定区分 | 登録有形文化財(建造物) |
| 指定年 | 平成14年(2002年)8月21日登録 |
| 員数 | 1棟 |
| 寸法 | 木造平屋建、柿葺、建築面積3.6平方メートル |
| 所有者 | 宗教法人小比叡山蓮華峰寺 |
| 公開状況 | 覆屋の外から見学可 |
参考文献
- 蓮華峰寺台徳院御霊屋(国指定文化財等データベース)
- https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00002909
最終更新日: 2026.10.14