大阪府・昭和
Shōwa大阪府 の昭和時代(1926 – 1989)の文化財を一覧で閲覧できます。種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
天野山金剛寺の天野川東岸、大講堂のすぐ北に建つ昭和17年(1942年)の食堂。九尺幅の廊下の奥に食堂・炊事室・書庫を連ねた不整形の平面で、食堂だけを格天井とする。講堂と一連で建てられた近代寺院施設の好例とされる。
天野山金剛寺の境内入口近くで天野川に架かり、伽藍と鎮守社を結ぶ昭和16年(1941年)の木造橋。全長6.4メートル、切妻造銅板葺の屋根を橋とは独立した柱で支える。現在は全解体修理のため2027年3月末まで通行止めの予定。
和泉市の西教寺で境内北辺の東寄り、太鼓楼と経蔵のあいだに建つ昭和前期の一間薬医門。間口2.1メートルの切妻造本瓦葺で、五平の本柱に冠木を渡し、梁を3本架ける。境内北面の街路景観を整える門となっている。
和泉市の西教寺で境内北東の角地に建つ昭和37年(1962年)再建の二階建太鼓楼。木造モルタル塗の入母屋造本瓦葺で、二階の四面に黒枠の火灯窓を開き、漆喰の外壁に長押を表す。真宗寺院らしい伽藍景観をつくる。
阪之上家住宅蔵は堺市浜寺昭和町の邸宅に昭和9年に建てられた木造2階建の土蔵で、1999年に登録有形文化財となった。離れ座敷の東面に接する内蔵で、切妻造平入、桁行3間・梁間2間の標準的な規模ながら屋根を本瓦で葺く。
阪之上家住宅離れ座敷は堺市浜寺昭和町の邸宅に昭和9年に建てられた木造平屋建の離れで、1999年に登録有形文化財となった。桟瓦葺寄棟の屋根に軒先を銅板で葺いた庇を廻し、南東に茶室を張り出す。内部は床・棚・書院付きの座敷。
阪之上家住宅渡廊下は堺市浜寺昭和町の邸宅で離れ座敷とかつての主屋を結んだ昭和9年の木造の廊下で、1999年に登録有形文化財となった。建築面積6.5平方メートル。主屋の改築後も残り、洋館と中庭を分ける結界をなす。
佐竹ガラス作業場は大阪府和泉市の佐竹ガラスの敷地奥にある昭和初期のL字形の工場棟で、棒ガラスの製造に使われる。四方に方杖を付けた柱がキングポストトラスを受け、6棟で最大の495平方メートルを占めている。
佐竹ガラス事務所は大阪府和泉市の佐竹ガラスにある昭和初期の木造平屋の事務所棟。主屋の北西面に接続し、棟の向きをそろえた寄棟造で通り側に庇を出す。建築面積は31平方メートル、2001年に登録有形文化財。
佐竹ガラス主屋は大阪府和泉市にある昭和16年(1941年)建築の木造2階建の住宅。白漆喰と縦格子の1階、文様入りの虫籠窓を開けた黒漆喰の2階の外観が評価され、6棟で唯一「造形の規範」として登録された。
佐竹ガラス調合場は大阪府和泉市の佐竹ガラスにある昭和初期の工場棟。溶解場の北面に接してガラス原料の調合に使われ、当初は従業員の宿舎も兼ねた。白漆喰の西棟と下見板張の東棟から成り、2001年に登録された。
佐竹ガラス鎮守社は大阪府和泉市の佐竹ガラスの屋敷の角地に建つ昭和初期の一間社流造の社殿。切石積の基壇に建つ銅板葺で、建築面積は2平方メートル。弓なりの虹梁と蟇股を持ち、2001年に登録有形文化財となった。
佐竹ガラス溶解場は大阪府和泉市の佐竹ガラスにある昭和初期の木造平屋の工場棟で、内部に溶解炉を備える。気抜きの越屋根と下見板張の大きな妻面が通りに面し、町工場らしい外観で2001年に登録有形文化財となった。
大阪府河内長野市清水の地蔵寺鍾馗堂は、昭和10年(1935年)建立の仏堂で、樟脳の商標に鍾馗を用いた藤澤友吉商店の寄進による。入母屋造妻入桟瓦葺、脇間に火灯窓を構え、亀腹はコンクリート造。令和5年に登録有形文化財。
四天王寺廻廊は中心伽藍を囲む建築面積1116平方メートルの回廊。発掘調査により、位置と規模が創建時からほとんど変わっていないことが確かめられている。昭和38年の復元で、令和4年に登録有形文化財となった。
四天王寺講堂は中心伽藍の北端に建つ建築面積317平方メートルの堂である。内陣は東の冬堂と西の夏堂に分かれ、十一面観世音菩薩と丈六の阿弥陀如来を祀る。昭和38年の復元で、令和4年に登録有形文化財となった。
四天王寺五重塔は昭和34年に鉄骨鉄筋コンクリート造で再建された塔高約37メートルの塔。内部は6層に分かれ、らせん階段が通っていて参詣者が登れる。藤島亥治郎の設計によるもので、令和4年に登録有形文化財となった。
四天王寺金堂は昭和36年に鉄骨鉄筋コンクリート造で復元された仏堂。焼失前の姿を写すのではなく発掘調査の成果に基づいて創建位置へ建て直された初の例で、令和4年に登録有形文化財となった。救世観世音菩薩を祀る。
四天王寺中門は中心伽藍の南端に建つ3間1戸の八脚門。脇の間に松久朋琳らの金剛力士像を安置することから仁王門とも呼ばれる。昭和38年に復元され、令和4年に登録有形文化財となった。南面は無料で拝観できる。
芝川ビルディングは大阪市中央区伏見町、御堂筋の東に建つ昭和2年(1927年)の鉄筋コンクリート造4階建のビルで、登録有形文化財。竜山石とスクラッチタイルの外壁にマヤ・インカ風の装飾を施したアール・デコ建築である。