大阪府・安土桃山
Momoyama大阪府 の安土桃山時代(1573 – 1603)の文化財を一覧で閲覧できます。種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
重要文化財「住吉大社」は南門・東西楽所・石舞台の4棟(1974年指定)と、本殿前の幣殿及び渡殿、高蔵、旧護摩堂など9棟(2010年追加)からなる。慶長造営の舞楽施設が一式で残る点が高く評価されている。
天正十四年(一五八六年)の年紀をもつ堀川国広の脇指。新刀の祖と称される刀工の日向時代、古屋打ちと呼ばれる一群の一作で、京都で大成する以前の初期の手を示す重要文化財。大阪府の個人蔵で常時公開はされていない。
大阪の南蛮文化館が所蔵する六曲一双の重要文化財。十六世紀末に来航した南蛮人と、聖堂でのキリスト教の習俗を金地に濃彩で描く。現存する第一類型の白眉とされ、群青の発色が美しい。開館は毎年五月と十一月のみ。
泉穴師神社摂社春日神社本殿は、本殿の東に建つ一間社春日造の小社。文化庁は慶長7年(1602年)頃とするが、大阪文化財ナビは古式の支輪などから慶長以前の建築とみている。菊水を飾る蟇股も見どころになっている。
泉穴師神社本殿は、豊臣秀頼が片桐且元を奉行として慶長7年(1602年)に再建した社殿。一間社流造2棟を合の間でつなぎ、千鳥破風と階段を左右に1つずつ備える。江戸時代の葺替を記す棟札5枚が附として伝わる。
片埜神社本殿は大阪府枚方市牧野阪にある慶長7年(1602年)の三間社流造・檜皮葺の本殿で、重要文化財。附として棟札1枚もあわせて指定され、同じ神社の桃山時代の東門・南門は府の文化財。指定は大正6年の旧法による。
大阪府河内長野市の天野山金剛寺にある慶長11年(1606年)から江戸時代中期の22棟。上段の五仏堂・薬師堂から東の丘の鎮守社、総門や築地塀までが、令和元年(2019年)に重要文化財「金剛寺」として一括指定された。
大阪府河内長野市の天野山金剛寺で弘法大師の御影をまつる慶長11年(1606年)の御影堂。阿観が御影供を始めた堂の流れをくむ宝形造・総檜皮葺の建物で、東に観月亭が付く。檜皮屋根の傷みへの対応が課題になっている。
勝鬘院塔婆は大阪市天王寺区夕陽丘町の勝鬘院(愛染堂)にある慶長2年(1597年)の三間多宝塔で、重要文化財。豊臣秀吉が寄進したと伝えられ、内部は柱に金剛界曼荼羅の諸尊を配した立体曼荼羅とする。拝観は無料。
総福寺鎮守天満宮本殿は大阪府泉佐野市日根野の総福寺に建つ天正4年(1576年)頃の一間社春日造の本殿で、国の重要文化財。部材の保存がよく、細部の手法に特色があり、近世の神社建築の先駆けをなす遺構とされる。
大阪府岸和田市の積川神社本殿は、慶長8年(1603年)に豊臣秀頼が片桐且元を奉行として手を入れた三間社流造の社殿。和泉五社の一社で、大正3年指定という府内でも早い保護対象にあたり、境内は自由に参拝できる。
大阪府河内長野市の長野神社本殿は、昭和16年に旧国宝として指定された一間社流造の社殿。幅一間の檜皮葺屋根に千鳥破風と軒唐破風が重なり、建築年代は桃山とも天文年間とも推定される。河内長野駅から徒歩5分。
水無瀬神宮客殿は大阪府島本町にある桃山時代の書院建築で、境内に現存する最も古い建物。桁行11.8メートル、入母屋造桟瓦葺。豊臣秀吉の寄進、福島正則の造営と伝わる。大正15年に重要文化財へ指定。三十畳の広間から庭ごしに茶室が見える。
八坂神社本殿は大阪府池田市神田にある慶長15年(1610年)の一間社流造の本殿で、重要文化財。もと素盞烏尊神社とよばれた社の本殿で、装飾化された蟇股や木鼻に桃山時代の特色がよく表れ、この地方では数少ない遺構の一つとされる。
大阪・船場の湯木美術館に所蔵される重要文化財「志野茶碗 銘 広沢」。桃山時代に美濃で焼かれた半筒形の名碗で、淡雪のような白い長石釉と緋色の火色、隠見する鉄絵文様が独特の茶趣を醸し出します。卯花墻(国宝)、羽衣と並ぶ志野茶碗の優品の魅力、来歴、見どころ、湯木美術館へのアクセスを詳しくご紹介します。
大阪城天守閣に所蔵される重要文化財「豊臣秀吉辞世和歌(一通)/豊臣家家臣等血判起請文(十通)/豊臣秀吉朱印状幷慶長役陣立書(二通)」を紹介します。秀吉自筆の「つゆとをち つゆときへにし わがみかな なにわの事も ゆめの又ゆめ」の辞世、前田利家ら重臣が秀頼への忠誠を血で誓った熊野牛王宝印の起請文、慶長の役の出兵を命じた朱印状と陣立書――令和二年指定の十三通の文書群を、見どころ・歴史背景・観覧情報とともに解説します。